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お風呂上がりやベッドから出る時に彼氏のシャツを一枚で着る…
通称『彼シャツ』。
花子さんがシャワーの後、俺のシャツ一枚を着る憧れは俺の…
花子さんが彼女になったらして欲しい事、堂々の第２位。
１位はそのシチュエーションってか、お互いの立場も関係あるからそれは大きな夢としておいおい…。
洗面所のドアが開き、恥ずかしそうにおずおずとドアから顔覗かせたAちゃん。
「おいで？」
手招きで呼ぶも恥ずかしそうにモジモジしてる。
その姿が可愛くて翔くんは思わずお迎えに参ったよ。
「Aちゃん？お〜いで？」
右手を差し出すとゆっくり左手が乗せられて…
「翔くん？これ…下着見えちゃうよ…。」
上目で恨めしそうに訴えるけど、それって逆効果だよ？
「見えないよ。」
普通に立ってる分はね？
その見えるか見えないかの境目に男は萌えるものなの。
しかもやっぱり一回り大きなサイズでダボついてて手のひらが半分隠れてるとか…
もぉ〜ホント可愛い。
翔くんの心臓キュンキュン鳴いてる。
「抱っこしていい？」
「それこそお尻が丸見えよ？」
「いいじゃん。俺しか見ないし…抱っこしてたら見えないよ。」
納得したのかしてないのか渋々、俺の首に手を回したAちゃんを抱き上げた。
お姫様抱っこじゃなくて、子供を抱っこするような縦抱き。
抱っこしたままAちゃんと並んで座る為に買ったソファに座った。
並んで座るどころか膝の上だけど。
「何か飲む？色んなの買ってきてみたよ？抱き合った朝は何飲むのかまだ取説には書いてないからわからなかったんだ。」
「…バカ//」
「可愛いなぁ…。」
おでこにチュッとしてるとAちゃんは100%のグレープフルーツジュースを手に取り、俺にはあの時と同じ缶コーヒーを手渡してくれた。
「ありがと。よくわかったね？」
にっこりと笑って俺の膝の上でストローを吸いジュースを飲む。
「翔くん？この後、美術館行くの？」
「いやもう今日はこのままがいいなぁ。」
時間も時間だし、ゆっくりまったりと過ごす事なんて今までなかったし。
「Aちゃんは？どっか行きたい？」
「ううん。私も同じ。」
持っていた紙パックをテーブルに置くと俺の首に手を回して抱きついてきた。
「やけに甘えたさんだね？」
そっと背中に腕を回して頭を撫でる。
「本当の私はこうなの。面倒くさい？」
「ううん。俺はむしろ嬉しいよ。取説に書いとくね。」
きっと俺の妄想と願望の方が面倒くさい。
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キミ(プロフ) - 糖度マックス！！こんなに甘やかされてみたいものです！ (2019年9月18日 23時) (
レス) id: 744bc54dd4 (このIDを非表示/違反報告)
しょうくん(プロフ) - 朝から幸せでデレデレなお二人(//∇//)ありがとう。もっと甘々糖度上げてもいいですよ(^^)翔さんの幸せな日が続きますように。また更新楽しみに待ってます(^ ^) (2019年9月18日 8時) (レス) id: 490943dac7 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - おはよぉーございます。ウザい翔くん大歓迎！もっともっとウザくても良いかな(笑)続きが楽しみです♪ (2019年9月18日 7時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - あゆママさん» 私も久々にここまで甘いカップルを書きましたよ（笑)やっぱり私はこういうのを書いてる方が性に合ってます。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - Fu--chanさん» それはもうすっごい濃いエスプレッソを飲みたくなるくらいの甘さだと思いますよ（笑)幸せそうでなによりです。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2019年3月4日 19時
