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櫻井さんとは毎日メッセージのやり取りをして…
『メッセージやり取りしてたら声聞きたくなちゃった』
と、２日に１度は電話して週末はドライブや映画のデートをし…
やっとお互い敬語は無くなって…
お互いを『翔くん』と『Aちゃん』と呼び合うようになって半月足らず…。
『いい歳した私達がバカップルみたい』と言うと、『バカップルがいい。嬉しい。』って本当に嬉しそうに笑うから翔くんがそれでいいならいいと思う事にした。
それに二宮さんはいつでもどこでも『まゆりん』…
それよりはマシかと…。
「ねぇ！ランチとか一緒にしないの？」
そのまゆりんが目の前で社食のデザートのプリンを食べながら野次馬根性丸出しで言った。
「誰と？」
「誰とって…わかってるでしょ？」
「なんで自ら噂のネタを提供しなきゃいけないわけ？」
それでなくても前から根も葉もない噂を陰で囁かれ、松本さんの一件はそれに輪を掛けて女子の視線をより一層キツくしたのに。
「いいの？櫻井さん、イメチェンして最近モテてるらしいし私の彼氏宣言しなくて。」
「聞かれたら答えるけどわざわざ自分から言わないわ。」
「なんで？」
「色々と面倒だからよ。翔くんが話したならそれはそれでいいし。」
それ以外に理由はない。
それにどんなに翔くんがモテようが、翔くんを信じてるし。
自惚れではなく彼は他の女の子は眼中にないくらい私に夢中で、私の取扱説明書を必死で作成中。
私も私で恋のドキドキする気持ちで過ごす、彼の雰囲気が作り出す穏やかで緩やかな時間が大好き。
つまり相思相愛でいると自信を持って言えるし、翔くんも私の気持ちにだけは自信を持ってくれてる。
それが私にとって一番嬉しいと彼の中の取説には書かれてるらしい…。
「つまんないの。」
唇を尖らしてつまらなそうにいじけてる。
「あなたね？それでも友達？」
「和くんもなんか面白い弄りネタないかなって言ってたよ？順調だと面白くないって。」
「…サイテーなカップルね…。」
「ふふふ。」
ふんわりと笑った麻友の本心は別の所にあるとちゃんとわかってる。
それはきっと翔くんを思う二宮さんも一緒だ。
「ねぇ？A？」
「ん？」
「今…幸せ？」
「うん…麻友と同じじくらいにはね。」
「それじゃすごく幸せなんだ。」
そう言って麻友は嬉しそうに笑った。
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キミ(プロフ) - 糖度マックス！！こんなに甘やかされてみたいものです！ (2019年9月18日 23時) (
レス) id: 744bc54dd4 (このIDを非表示/違反報告)
しょうくん(プロフ) - 朝から幸せでデレデレなお二人(//∇//)ありがとう。もっと甘々糖度上げてもいいですよ(^^)翔さんの幸せな日が続きますように。また更新楽しみに待ってます(^ ^) (2019年9月18日 8時) (レス) id: 490943dac7 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - おはよぉーございます。ウザい翔くん大歓迎！もっともっとウザくても良いかな(笑)続きが楽しみです♪ (2019年9月18日 7時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - あゆママさん» 私も久々にここまで甘いカップルを書きましたよ（笑)やっぱり私はこういうのを書いてる方が性に合ってます。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - Fu--chanさん» それはもうすっごい濃いエスプレッソを飲みたくなるくらいの甘さだと思いますよ（笑)幸せそうでなによりです。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2019年3月4日 19時
