もう一度の日 -4月10日 火- �� ページ13
また、分からないことが増えた。
司｢ワイルド…。それに、鍵｣
あれはただの夢ではないのだろう。司がペルソナ能力を覚醒したタイミングであんなことを言ってきたのだ。彼らがペルソナ能力に詳しく、またプリズンやシャドウに詳しいのであろうことは疑う余地がない。だが詳しく聞くとなると、
司｢レミリオ…それにオリヴィア｣
あの二人が、正直比喩のしようがもなく怖い。高圧的な弟とナチュラルサイコパスな姉とかどんな姉弟だ。
とにかく、聞くとしたらリリカにしよう。幾分かその方がいい。
顔を洗い、鏡を見ながら思った。
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アタリ｢よぉ！｣
司｢おはよう｣
まとい｢なんだい？お友達かい？｣
駅から出たところで、アタリにあった。
アタリ｢あれ？アンタ確か、深川…えっと｣
まとい｢深川まといだよ。よろしくね！｣
アタリ｢おう、よろしく！俺は十文字アタリだ｣
2人の自己紹介が終わって、アタリが話を続けてきた。
アタリ｢お前らどういう関係なんだ？転校早々女子と一緒に登校なんてフツーないと思うんだが｣
まとい｢司はあたいの家の居候なのさ。同じ家なんだから別々にくる理由も無いだろう？｣
アタリ｢いーなー。俺も一緒に登校してくれる女子欲しいぜー｣
司｢きっと出来る｣
アタリ｢慰めのつもりか？まぁ、嬉しいけど｣
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教室に着いてから、二人でプリズンについて話し合った。
アタリ｢行くのか？今日も｣
司｢そうしよう｣
アタリ｢分かった！じゃあ掃除とか終わったらそっこー行こーぜ！俺の秘密兵器もあるしな！｣
司｢秘密兵器？｣
アタリ｢お楽しみにしてろよ？とっておきのもの持ってきたんだ。｣
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作者名：誰かのヒーロー。 | 作成日時：2019年9月17日 0時
