未知との遭遇 ページ11
｢すっげー!!USJかよ!!?｣
生徒達は、救助訓練の演習場に着いた。
｢あらゆる事故や災害を想定し、僕がつくった演習場です。その名も…
ウソの災害や事故ルーム、略してUSJ!!｣
(((((ホントにUSJだった!!)))))
｢スペースヒーロー｢13号｣だ！災害救助でめざましい活躍している紳士的なヒーロー！｣
｢わー！私好きなの13号！｣
生徒達が盛り上がっているところに相澤先生が、
｢13号、オールマイトは？ここで待ち合わせるはずだが｣
と聞いた。
｢それが…通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで…仮眠室で休んでます｣
｢不合理の極みだなオイ｣
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13号が生徒達に話をしている時。
｢13号がさっき言ってた通りだ。突然だが仕方ない。もしもの時は、俺と13号で対処する。戦闘は最大限避けてくれ。念の為の警戒態勢だからな｣
｢分かってます。皆さんの誘導、任せてください｣
｢ああ。お前はカリキュラムにも参加するからかなり忙しいが…常に警戒しといてくれ｣
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13号の話が終わって、
｢そんじゃあまずは…｣
相澤先生が言った時だった。
｢一かたまりになって動くな!!!｣
言ったのは相澤先生。
｢13号、ジャンヌ!!生徒を守れ!!!｣
生徒達がどよめくなか、切島くんが、
｢何だアリャ!?また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン？｣
と言った。
｢動くな!!!
あれは…敵だ!!!!｣
｢敵!?バカだろ!?｣
｢ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ！｣
｢先生、侵入者用センサーは！｣
｢もちろんありますが…！｣
｢現れたのはここだけか、学校全体か…。何にせよセンサーが反応しねぇなら、向こうにそういうこと出来る"個性"がいるってことだな。
校舎と離れた隔離空間、そこに
バカだがアホじゃねぇ。これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ｣
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｢13号にイレイザーヘッドですか…。先日
｢やはり先日のはクソ共の仕業だったか｣
｢どこだよ…せっかくこんなに大衆引きつれてきたのにさ…。
オールマイト…平和の象徴…いないなんて…。
子どもを殺せば来るのかな？｣
現れたのは、
途方もない悪意だった。
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作者名：誰かのヒーロー。 | 作成日時：2019年1月18日 19時
