私の日常。【ジョジョの奇妙な冒険5部】

鋏がみっつ。 ページ5

『…いらっしゃい。どうしたの？』

ﾌｨｰﾛ「えへへ、姉さんに会いたくなったの」

『あぁ、そう。今日はもう皆出てるから誰もいないけど…ゆっくりしていって』

「うん。ありがとう。あと…」


(妹)はジュラルミンケースを私に渡した。
それはずしっと重たくて、開けるとその中には…
大量の札束が入っていた。


『……こんなに、ボスに怒られない？』

ﾌｨｰﾛ「大丈夫よ。まだ見つかってないから…」

『…ありがとう。こんな大金…』

「いいよいいよ！それに、冷遇を不満に思った暗殺チームの誰かに裏切られるのか防ぎたいからさ……」


フィーロはニコっと笑った。


ﾌｨｰﾛ「……それでさ、スクアーロが……」

『ボス親衛隊も大変だな…』


そうやって2人で談笑していると、玄関の扉が開く音がした。

誰かが帰って来たのだ。


「ただいま…」


もうさんざん聴いた、優しい声。

暗殺チームのリーダーであるリゾットのものだと、私はすぐに分かった。

リゾットの手には買い出しに行って買ってきたのであろう食料品がたくさんある。


『おかえり、リゾット』

ﾌｨｰﾛ「こんにちは。お邪魔してます！」

ﾘｿﾞｯﾄ「あぁ、ゆっくりしていけよ」


私は「あ、私持って行くよ」と、リゾットから荷物を受け取った。









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読んでいただきありがとうございます！

2019.10.19

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