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崇「メール見てへん？」
「うん、見てない。」
崇「Aってケータイあんま見いひんもんな(笑)」
崇裕が声に出して笑うから、少しムッとして崇裕を無視して食材のある棚に手を伸ばした。
崇「ごめんって！ ちょっとからかってみたかってん。」
「別に本気で拗ねた訳じゃないよ。」
崇「知ってる。 まぁ、今どき若い人でガラケーなんて使ってる人居らんやろ。」
「……もう知りません」
崇「ちょっ！ 嘘やって〜〜！」
付き合いたての頃みたいにこうやってふざけ合うのが楽しくて、周りの事を忘れてしまっていた。
崇裕が私をいじったり、たまに立場が逆転したりして、他愛のない会話だったりがあの頃はすごく楽しかったんだ。
それをふと思い出した。
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2人とも会計を済ませ、私は歩きで崇裕は車だったから、崇裕の車の所まで一緒に歩いていた。
「じゃあ…私はここで。」
くるっと向きを変えて歩き出そうとしたら、崇裕にパシッと腕を掴まれた。
「ちょっと…！」
崇「どうせ帰り道一緒なんやし…乗せてくわ。」
「いいよ。怪しまれたりしたら大変だし…」
崇「今夜空いてるって言うたんはそっちやろ？」
真面目な顔つきで言うから、私は何も言えなくなった。
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崇「萌子も今週は夜勤で居らんから、一緒にご飯食べよ。」
「でも、それじゃ……」
崇「大丈夫、今日はご飯食べるだけ。それならええやろ？
…久しぶりにAのご飯食べたいな。」
こんなの絶対ダメだって頭では分かってるはずなのに、結局断れなくて私は首を縦に振った。
崇裕はエスコートするように助手席のドアを開けて、入って と言った。
「ありがとう…」
崇「ん、ええよ」
どこか大人な崇裕にドキッとした。
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美沙緒(プロフ) - アンズさん» コメントありがとうございます(o^^o) (2017年4月9日 12時) (
レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - とても最高でした!!!(><)続編して欲しいです!!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - アンズさん» そう言って貰えるのが一番嬉しいです！ ありがとうございます(*^ω^*) (2017年4月8日 16時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - この作品大好きです!!!更新されるのが待ち遠しいです！(><)更新楽しみにしていますo(^o^)o頑張ってください!!! (2017年4月6日 0時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(^^) すごく嬉しいです。 (2017年3月11日 20時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美沙緒 | 作成日時：2017年3月3日 23時
