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崇「……いつか忘れたけど、バスケ部の集まりの時にAが結婚したんやって誰かが言うてた。
最初は嘘やんって皆で笑ってたけど、結婚式の時の写真見せられて……
あぁ、もう届かへんくなってもうた…って思ったんや」
「……」
崇「失ってから気付くってこういう事なんやって、はっきり分かった。」
でも……、
と、崇裕は言葉を詰まらせた。
ガタッと崇裕が椅子から立ち上がったと思ったら、キッチンに立っていた私のすぐそばまで歩いてきていた。
崇「…ずっと会いたかった。」
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気付いたら、私は崇裕の腕の中にいて、昔と変わらない崇裕の匂いに包まれていた。
つい崇裕の背中に手を回そうとしたけど、やめた。
お互い家族がいる。
……望を、気付けたくない。
「……離して、」
崇「嫌や」
「崇裕には萌子さんがいるでしょ…、」
崇「……うるさい
今は黙っといて」
「崇裕いい加減に……っ、んん…」
私の話も聞かず、崇裕は強引に唇を重ねた。
崇裕の胸を叩いても、キスをやめてくれなかった。
深くて長いキスに酔い痺れる2人はもう止められない。
私が崇裕の腰に手を回せば、崇裕が私の後頭部を手で押さえ、もっと もっと と言わんばかりにキスを交わす。
望…ごめんなさい。
私は心の中で何度も望にごめんね、と唱えた。
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美沙緒(プロフ) - アンズさん» コメントありがとうございます(o^^o) (2017年4月9日 12時) (
レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - とても最高でした!!!(><)続編して欲しいです!!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - アンズさん» そう言って貰えるのが一番嬉しいです！ ありがとうございます(*^ω^*) (2017年4月8日 16時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - この作品大好きです!!!更新されるのが待ち遠しいです！(><)更新楽しみにしていますo(^o^)o頑張ってください!!! (2017年4月6日 0時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(^^) すごく嬉しいです。 (2017年3月11日 20時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美沙緒 | 作成日時：2017年3月3日 23時
