2023.05.10／煉獄さんのお誕生日【煉獄杏寿郎】 (ページ1)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:4,059 hit

杏寿郎 0510（そばに３）ページ1

▪️A・・・鬼殺隊士。炎柱の幼馴染、付き合ってる。
▪️本田・・・隊の先輩

「あんたも大変だねぇ」

炎柱が町で女隊士に囲まれている。皆んなにモテモテの杏寿郎。

「思ってないでしょ」

バレたか。と隣の女、団子を頬張る本田。

「なんか貰ってる…」

『あープレゼントじゃないの』

「なんで？」

『誕生日、炎柱の。まさか知らんの？』

「知ってるよ、…渡すんだ」

『渡せる時に渡してね、無理な人は支店に預けるらしい』

「よく知ってるね」

『柱の誕生日の恒例だからね、因みに一番人気は音柱』

「ふーん、杏寿郎じゃないんだ」

『２番人気は水柱』

「へー、杏寿郎じゃないんだ」

『炎柱は３番目』

「3番か」

『あんたさあ、モテてほしいの？ほしくないの？』

「んーんっ」

『ところで何あげるん』

「うーん、さつま芋しか思い浮かばない」

『手作りはやめれ』

「なんでっ」

『どうせお手伝いのやえさんが作るんだから』

「……」

『首にリボン付けて差し出すか』

「な、私！？」

結局何も考え付かず、迎えた誕生日前日。

やえさんと一緒にスイートポテトを作った。

一生懸命作ろう。ふんだんに愛を詰め込む。

本田の言う通りほぼやえさんが作った。