Episode2：国民的ライバル�� ページ6
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「ただいま」
『おかえり〜』
今日はいつも俺の声が聞こえて玄関まで来てくれるAの姿が無い代わりにリビングから声がした。
そのままリビングのドアを開ければキッチンで料理をしてるA。
その横に行ってAの腰を抱いて短いキスをする。
これはいつもの恒例行事だから欠かせない俺のルーティーン。
『ごめんね、玄関まで行けなくて』
「ん、平気。何作ってんの？」
『メイクさんに教えてもらったスイーツ作ってるの。あ、おみくんのご飯もうできてるけど食べる？先にお風呂入る？』
「あー･･･先に風呂入ろっかな」
『じゃあ用意しておくね』
Aを残して急いで風呂に入って下着とハーフパンツだけ穿いてリビングに戻った。
「飯ありがとう」
まだキッチンで料理をしてるAの後ろに回ってぎゅっと抱きしめる。
ダイニングテーブルには俺の美味そうなご飯が綺麗に盛りつけられて配膳してあった。
何だか晴れないこのモヤモヤした気持ちがどうにかならないかと、Aの首に顔を埋める。
『おみくん？どうかした？』
「いや･･･、あのさ、いや、なんでもない」
『ん？何？言って？』
「その･･･さ、共演者に好きとか可愛いとか言われてどう思うの？」
『んー、嬉しいけど･･･』
「本気で好きとか思ったりする？」
『それは無いかな。もしかして･･･二宮さんのこと？番組見たの？』
「･･･まぁ」
『･･･そう言われることは嬉しいけど、私は、おみくんから言われる言葉が一番嬉しいから･･･ね？』
･･･俺、今世界で一番めんどくさい男である自信しかない。
「そっか･･･。ありがと。ごめんな、変なこと言って」
『ううん、全然良いけど、あ、ご飯冷めるから食べて！』
「はい。あ、A風呂入ったの？」
『私？まだ！』
「俺も一緒に入るわ」
『え？おみくんさっき入ったじゃん！」
「うん、けど一緒にいたいから俺も入る」
『･･･え、恥ずかしいんだけど、』
途端に顔を赤くするAの頬にキスして離れる。
点いてるテレビのCMに映った二宮さんは国民的アイドルだけど俺にとっては国民的ライバルでしかない。
･･･これから、二宮さんが、少しでもAへの愛を語るのを控えますように。
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SUZU(プロフ) - ゆうはさん» 噂のカノジョのパスワードを教えて欲しいです！ (2020年3月12日 19時) (
レス) id: d814646458 (このIDを非表示/違反報告)
LiLi(プロフ) - パスワード教えて欲しいです！ (2020年3月12日 16時) (レス) id: efd7ac7bed (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - SUZUさん» 私ですか？私もわからないですごめんなさい (2020年2月15日 20時) (レス) id: 2162710ff9 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - この作品以外パスワードが必要になったんですか？ 教えてください。 (2020年2月15日 8時) (レス) id: 2162710ff9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - おはようございます いつも楽しく読ませてもらっています できればパスワード教えていただきたいです！ (2020年2月3日 7時) (レス) id: 274cb72db7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうは
| 作成日時：2018年7月8日 14時
