果てしなく続く空の下で【1】

お泊まり？ ページ42

裕太「ここね、よくメンバーで来るんだ。」


「そうなの？」




ついたのは


和が漂う素敵なお店



玉森さんって洋食って感じするのに








裕太「個室でいい？」


「全然いいよ。」



そうだった


玉森さん、アイドルだもんね



一緒にいたら


距離感分かんなくなる。







裕太「ここのね、オススメは茶碗し。」


「へぇ、美味しそう。」



メニュー見て


悩んでる私に


そう教えてくれた優しい玉森さん






「茶碗しにしよ。」


裕太「俺も。」





後は、適当に頼んで


ビールも頼む


玉森さんは、ノンアルコールだけどね。






泡泡の私のビール見て


羨ましそうにしてる



「ふふ、頂きます。」


裕太「Aちゃんって意地悪じゃん。」





電車でこればよかったかなぁっ



なんて本気で落ち込んでるから




「後で、コンビニで買って飲む？」


裕太「え？Aちゃんの家で？」



「え、あ、そっか、無理だ。結局帰れなくなっちゃうね。」





私の家で飲んだって


帰る時、


車使うし。






裕太「えぇ、じゃあ、泊まってもいい？」


「はっ？」





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