390 愛しい人 ページ10
そうだ
みっくんだ
みっくんの傍に居ればいい
この人の傍に居れば心配することなんてない
あのときに戻って…
みっくんとこれからまた一緒に
いつになく真剣なみっくんに
心を動かされていく
だから…
ゆっくりと頷くと
…。
ミツ「マジで!?
よっしゃ〜!!」
って、子供みたいに喜ぶから
思わずこっちまで笑顔になる
みっくんに愛されている
それが私の生きる糧であり
私の生きる意味なんじゃないかって
そう思えるぐらいみっくんの存在は大きかった
ミツ「あのさ…
俺たち、付き合ってる…でいいんだよね?」
さっきまで大喜びだったみっくんが
今度はすごく不安げに言うから
「前に俺の彼女だって言ってたじゃん//」
って、返すとまた
ミツ「マジか//よっしゃー//」
って
ご褒美を貰えた子供みたいに笑
でも、みっくんが喜んでくれるから
愛されてるって実感する
誰かに愛されてるって、すごく幸せ//
ミツ「ねぇ、キス…したいんだけど//」
え//
「な、なんで改まって//」
この前は勝手にしたじゃん!
ミツ「だってあのときは…なんていうか//」
『これで同罪』
あのときのキスは私のために
私が太輔を許せるようにって
でも、今は…
みっくんが…私を…
そう思うと、苦しくて切なくて
でも、それ以上に愛しくて
自分から近づいてそっとキスをした
ミツ「…//」
まさか私からするなんて思ってなかったのか
咄嗟に右手で唇を覆う
初な女の子みたいな反応がかわいくて
笑いがこみ上げる
「みっくん、かわいい笑」
ミツ「はぁ?//
いっちょまえに、お前//」
じゃれつくように腕を捕まれて
こいつってくすぐられるから
もみ合いながら
気づいたら床に押し倒されていた
…//
覆い被さるみっくんと目が合うと
まるで時間が止まったみたいに
どうしよ//なんか//
戸惑っていると
みっくんの顔が近づいてきて
そっと唇が重なった
柔らかい唇
前髪が触れる距離
ゆっくり離れていくみっくん
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Cuz(プロフ) - はるかさん» 作者の方ではなくて申し訳ないです、、、!ももさんの小説リストを辿ってみてください!続きありますよ! (8月26日 6時) (レス) @page50 id: 0671d0725c (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一気に読みました。続き気になります。続きを待っています。 (6月15日 12時) (レス) @page50 id: a5101dca74 (このIDを非表示/違反報告)
c(プロフ) - 藤ヶ谷くん思い出してください、頑張って涙!そして主人公ちゃんが藤ヶ谷さんをまた受け入れてくれますように、、 (2020年4月19日 4時) (レス) id: b90a326d63 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - またお別れしちゃうのかな?切ないけどそんなお話もいいものですね。楽しみです。 (2020年4月11日 14時) (レス) id: e3c85a4b1a (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 切なくなってきました。主人公は、みっくんと結ばれないのかな…(涙)どうか、二人を結びつけてくださいm(__)m (2020年4月10日 22時) (レス) id: c093b1f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2020年3月27日 20時