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467 ki なにかあった? ページ23

北山said



食べ終わったと思ったら

また部屋の隅に膝をかかえて丸くなる






…。







「ねーねー

そんなに気になるなら聞いてみたら?」






prrr…







A「え!?//みっくん!//やめて!」






煮え切らないAに代わって

近くにあったAの携帯で藤ヶ谷に電話







藤「もしもし…」








A「もしもし//




太輔、今…大丈夫?」





慌てて電話をとる







藤「あ…うん。少しなら。」








スピーカーにして手渡した携帯から

ふたりの会話が分かる







A「あの…えっと//」







藤「…うん。どうした?」






なかなか切り出せないでいると






「太輔?



あ…ごめん//」







電話ごしに聞こえたのは女性?






名前で呼ぶのはきっと

仕事相手とかじゃない






藤「A?」







A「…あ、ごめん//

何話そうとしてたか忘れた。

また電話するね。」







声に気がついたんだろうAが一瞬

言葉につまりながら、すぐに電話をきった






…。






A「…聞いてた…?」






…。






「うん。」







A「太輔って…呼んでたよね。」






「…うん。」







A「やっぱり…誰かと会ってるのかも。」






まぁ、そんな感じはするけど…







A「電話…しなければよかった。」






画面を見つめたまままた泣きそうになる






A「みっくんのせいだから。」





え?






A「私が振られたら。」






は?






「なんでだよ//

俺、関係ねーじゃん!」







A「もしかしたら

バチが当たったのかも。」






バチ?







A「みっくんと出掛けたり

花嫁修業してるから。」






「いやいや、それ全然関係ないっしょ。」






だってそもそも花嫁修業は藤ヶ谷のためだし







A「それか…


あのときドキドキしたりして…

神様が見てたのかも。」








出た!都合よく現れる神様






てか

「あのときって?」








A「大晦日!//

みっくんが変なこと言ったりするから//」






「…変なこと?」







A「忘れちゃったの!?//




好きだって言ったら俺を好きになる?

ってやつ!」







あ、あー笑






「てか、変なことじゃねーし。」







A「変なことじゃん//

私を惑わすようなこと言って//」








「惑わすとか、そんなつもりじゃねーし!」

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もも(プロフ) - 玲さん» いつもありがとうございます☆久々に舞い戻って参りました笑。分かりやすく嫌な奴です(^^;ちゃんと渉さんを大事にしろ!と言いたいところですが、ぐちゃぐちゃしてしまうのが物語(T-T)これからもお付き合いください(^.^) (2019年9月18日 19時) (レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あ〜!!出てきましたねラスボス〜!!しかも物凄い爆弾を抱えて再登場、、さすがですラスボス。主ちゃんと藤ヶ谷先輩にとって、つらくて悲しいターンがやって来そうですね。。切ないけれど面白いので楽しみですっ (2019年9月18日 19時) (レス) id: b7c4bcac2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも | 作成日時:2019年9月14日 9時

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