検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:92,964 hit

19 太輔と彼女 ページ40

連日

舞台稽古

ライブの打ち合わせ





目まぐるしく過ぎる毎日







太輔「お疲れ様です。」







稽古が始まって、しばらくした頃

太輔が裕太の稽古場へやってきた







太輔「うちのメンバーがお世話になってます。



よかったら…」





って、みんなに駄菓子の差し入れ








宮「ん♪ガヤさん、ありがとう〜♪

稽古してると

すぐお腹すいちゃうんだよね〜」




千「宮田、また太るぞ!」









宮「またって!俺、太ってないし!

むしろライブに向けて、体絞ってるから!」







玉「はぁ?どの変がだよ?」







みやっちの後ろに回り込んでお腹をプニプニ






宮「やめろよ〜//」








玉「これのどこらへんが

追いこんでんだよ!





な?ガヤ!」







みんなのやり取りを

面白そうに見ていた太輔が






太輔「んー、確かに笑」



って、ワチャワチャに参加すると






ここはもう、まるでキスマイの楽屋







私が死んでから、仕事以外で

太輔が笑うことはほとんど無かった







いつもどこか上の空で

心ここにあらずという感じ







だから、私は太輔の笑顔を久し振りに見た







ちょっとずつ元気になってきたのかなって

嬉しいような





…寂しいような







太輔「じゃあ、俺はこれで…」




失礼しますって





礼儀正しく部屋を後にしようとした

太輔が、すれ違い様にぶつかったのは







「あ、すみません//」








太輔「いや、俺の方こそ、ごめんなさい。



大丈夫…ですか?」







そう言った太輔の視線が

彼女をとらえたまま…固まった







周りの騒がしさとは対照的に

ふたりのまわりだけ静寂が包む






…。








その様子に釘付けになってるのは

私だけじゃない





他のメンバー3人も同じ






太輔「…舞…なんで…」






舞…今、そう呼んだ




舞「…久し振り…だね。」





…。







太輔「…どうして…ここに?」







舞「…舞台のメンバーなの。」







それを聞いてこちらを見る太輔





裕太は、何も言わないまま





他の2人も目をおよがせるだけ







太輔「…そうなんだ。」









舞「あの…太輔…」






何か言おうとすると






太輔「太輔?」






呼び捨てにされた太輔の表情が

あからさまに表情が険しくなって






舞「…。」







その表情に舞さんの表情もまた強ばった

※02→←※03



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (141 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
553人がお気に入り
設定タグ:kis-my-ft2 , 藤ヶ谷太輔 , 玉森裕太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美希(プロフ) - ももさん!新作待っていましたー☆ まだこれからなのに続きが気になり更新が楽しみです(^-^) (2020年5月29日 6時) (レス) id: 9bf00cb10a (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - こんにちは!新作待ってました!まだ序盤なのに鼻の奥がツンとします…。 (2020年5月28日 22時) (レス) id: a35dab13d0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もも | 作成日時:2020年5月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。