443「全ては計算」藤ヶ谷side ページ43
藤ヶ谷side
(藤ヶ谷)「俺は…Aちゃんが思ってるような優しい奴なんかじゃ無いよ。」
A「えっ…？」
(藤ヶ谷)「俺は、たぶん ずるい奴！
…あっ、�爐燭屬鶚瓩詫招廚�っ！
ずるい奴だよ、俺は。」
A「…ずるい…、、？？」
(藤ヶ谷)「うん。
全部、全部…計算だから…。」
A「…えっ…計算…？……って？」
目を見開いて、どういう事なの…？って俺の言葉に動揺と疑問の表情を浮かべるAちゃん。
(藤ヶ谷)「俺が、Aちゃんが風邪引いた時に家に行ったのも、この前うちに泊めたのも、全部計算だよ。
だから、�爐匹海�らともなく察してくれたかのように現れては助けてくれる�瓠弔覆鵑董�俺は、そんな綺麗な存在なんかじゃ無いよ。」
A「いえ／でも…」
(藤ヶ谷)「Aちゃんが風邪で寝込んだ時、玉は名古屋に泊まりだって聞いて、本当は宮田が看病を頼まれてたのに、俺が強引に宮田に話しを付けてkeyを預かったんだ。
…チャンスだって思ったからね。
…オトせる意味でも2人きりになる意味でも。
それに、あの時、寝付くまで一緒にいるって言ったのも、熱が上がったら心配だから…って、こじつけて…本当は、ただ一緒にいたかっただけ。
少しでも長く一緒にいたかった…。」
A「……。」
もう動き出した心も口も止まる事を知らない。
(藤ヶ谷)「この前、ひまりの件で泣いちゃった日…、うちに泊めたのだって同じ事。
…心配だったのは本当の気持ちだけど、一緒にいたかったから。
泊まって欲しかったからだよ。
だから、今までの事は優しさでも偶然でも無い。
必然的にそうなるようにした俺の計算。
Aちゃんは、その俺の計算通りに動いてくれただけ。」
A「…。」
息を飲むようにして聞くAちゃん…。
まるで、�犹笋涼罎瞭�ヶ谷さんのイメージを壊さないで�瓩箸任盡世い世靴修Δ粉蕕如�
(藤ヶ谷)「ねっ？俺って…ずるい奴でしょ？
Aちゃんが思い描いているような奴じゃないでしょ？
真っ黒だよな、心の中。
……幻滅だよねー。」
A「…幻滅…だなんて…、そんな…」
(藤ヶ谷)「いいよ、怒っても。」
困ったような表情を浮かべ俯くAちゃん。
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年6月17日 1時
