433「嫉妬と刺激」 ページ33
(玉森)「…友達になろうって、ひまりから言われたから…色々考えちゃってる感じだよね？」
A「…うん、まぁ…。
…それもそうなんだけど…。
そういう事よりも、…玉森さんが好きになった ひまりさんって、どんな人なんだろうって知りたくて。
だって…、なんか…、私と…真逆っていうか…。
ひまりさんと私って共通する部分が無い気がして…。
なのに、ひまりさんが元カノで、私が……今 付き合ってる？！彼女？！みたいな…。
う〜ん、玉森さんって、どんな人がタイプなのかな〜って。
私、玉森さんのタイプの女性になれてるのかなー？って思って。」
それを聞いて、黙る玉森さん。
A「／あっ／ごめんね／そんなの答えずらいよね／
答えなくて大丈夫だから／／
あっ、え〜と…、その…、私…ちょっとだけ嫉妬しちゃって／／
自分には持って無いものを たくさん ひまりさんは持ってるから…。
さっきのひまりさん、堂々と自分の気持ちを伝えてきて かっこよかったし…誠意とか勇気も伝わってきて…。
それに比べて私は…いつもウジウジしててハッキリしないし、ダメダメで。
さっきのひまりさんのこと、良い刺激になったなーって。
私も明日、頑張らないと！！
きちんと気持ち伝えないとね！！」
(玉森)「ん？明日？
明日って何？
何かあるの？」
って、ヤバーー！！／
思わず心の声がっ／！！
A「／／ううん／何でも無い、何でも無い／こっちの話しだから／」
(玉森)「？？」
うゎーー、玉森さんの頭の中、ハテナマークでいっぱいー／'''''''
A「…あっ、いや、その…私も ひまりさんみたいな素敵女子になれるように努力するぞー！っていう決意？！みたいな…／／…」
(玉森)「えー。ひまりみたくなられたら怖いんだけどー(笑)
っていうか、ひまりと友達になんてならなくていいから。
もうー、このパンフレットも片付けようーぜ。
温泉は、2人で行こうって話したじゃんー。」
A「／／う、うん…。そうだね…」
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年6月17日 1時
