426「そっちの件ーー？！」 ページ26
(玉森)「？！」
(藤ヶ谷)「？！」
ひまりさんの突然の謝罪に驚いたのは私だけじゃ無い。
玉森さんも藤ヶ谷さんもだった。
2人とも固唾を呑むような表情をして、ひまりさんを見ている。
(ひまり)「私ね、Aちゃんに謝りたくて来たの！
直接ごめんなさいが言いたくて来たの。」
A「！…。」
(ひまり)「写真のこと…、、全部私がしたの。
ごめんね、脅すような事して。
でもね、マスコミに売ったりとか流したりとかは絶対にしないから。
本当に ごめんなさい／」
何度も頭を下げて謝ってくる ひまりさん。
えーー！！
そっちーーーー！！？？
その件 ーーーーー？！？！
それで、わざわざ謝りにーー？！
私、てっきり藤ヶ谷さんからの告白のお返事の件かと…''''''
それで、ひまりさんまで乗り込んできたのかと…'''''
………………………
(玉森)「ってか、それ もう〜俺が説明済みだしー。
そもそも売ったり、流したりしないなんて当然じゃない？」
(ひまり)「分かってる！
Aちゃんには裕太が付いてるんだから、もう この話しは裕太から聞いたんだろうなって。
…分かってるよ。
だけど、これは私の問題だから！
私が直接Aちゃんに、きちんと謝りたくて、それで太輔に無理言って今日は連れて来てもらったんだから！」
その言葉に藤ヶ谷さんを見ると、ひまりさんの心情に寄り添うような切なげな表情をして、ひまりさんのことを見つめている。
だけど、容赦なく玉森さんは…
(玉森)「はい、じゃー謝ったし、これで終わりねー。
もう〜眠いからAと寝る所だから〜。
おやすみ〜」
ゆる〜い口調ではあるけれど、私から ひまりさんを引き離そうとしてくれる。
でも…
(ひまり)「裕太は黙ってて！！」
(玉森)「はー？！」
さ、さすが不動'''''
動じずで、バッサリ切ってくる。
(ひまり)「Aちゃん、ごめんね。
もう絶対こんな事しないから。」
再び頭を下げて謝ってくる ひまりさん。
どうしよう…この状況。
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年6月17日 1時
