424「大きな黒い瞳」 ページ24
(藤ヶ谷)「おつかれ。悪いな、家まで来ちゃって。」
(玉森)「ううん。いいよ。おつかれ。」
玉森さんと藤ヶ谷さんの やり取りが聞こえてくる。
と、そこへ…
「やっほー！おつかれー！！」
あれ…？
ん…？
女性の声…。
誰？
…誰、、だろう？
そう思う気持ちから私の足は一歩一歩…玄関へと向かう。
まるで、怖いもの見たさ…そんな思いで。
(玉森)「は？ってか、おまえ！よく来れたね。
ありえないんだけど！」
(藤ヶ谷)「いや…俺も…どうかと思ったんだけど…。
ひまりが…」
ひ、ひまり…、、
？？？
ひまりさん？！
藤ヶ谷さんの�爐劼泙雖瓩箸いΑ△修慮斥佞忙笋録未─△�ののいた。
ひまりさんとは写真の件でゴタゴタがあったばかり。
その ひまりさんが今度は お家にまで…。
一体今度は…何…。
私は、怖くなり、玉森さんのいる玄関まで辿り着く前に足が その場に張り付くかのようにピタリと止まる。
(ひまり)「今日は、裕太に用事じゃ無いから。
ねぇ〜Aちゃんいる？」
(玉森)「いない。」
(ひまり)「嘘つき！いるくせに！
おじゃましまーす！！」
えっ…、私に用なの…、、、、？
ひまりさんが靴を脱ぐ音、部屋に上がって近づいてくる気配…
これから何を言われるのか怖くて怖くて…足が すくんで廊下の壁に張り付いた。
勝手にズカズカ入って来る ひまりさんのことを玉森さんが追いかける。
その時、私は、大きな黒い瞳とバチっと目が合って…
しまった／
／／'''''''
(ひまり)「Aちゃーん！！
見〜つけたっ♪」
A「！！」
(ひまり)「そんな所で何してるの？」
A「な、なに…って、、、」
っていうか、どう考えても、それ私の台詞だから／
ひまりさんこそ、何してるんですかー？！と言いたいー！／
(玉森)「ってか、Aの顔、見れば分かるじゃん。
ひまりのこと怖いってさ！」
うん…そう、怖いです。／
(玉森)「はい、帰ってー。」
(藤ヶ谷)「ひまり／帰るぞっ！」
そこへ藤ヶ谷さんも家に上がってきた。
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年6月17日 1時
