黒太宰の子育て日記♪

子育て日記･参拾伍※続き ページ37

さらを片手で抱き上げ本部最上階にある
首領執務室に足を運ぶ


梶井「宇宙大元帥、梶井です」

森「入り給え」

梶井「失礼致します」

『…しましゅ…』

森「嗚呼、どうしたんだい?さらちゃんも」

梶井「ほら、渡しに行くのです!」

『ぅん……もりぃしゃん、あのね、あのね?』

梶井に背中を押され、描いた絵を持って
森が座ってる机に近付く

森「ん?」

『もりぃしゃんのえ…かいちゃの…』

恥ずかしそうにモジモジしつつ話すさら

森「私の絵?ふふっ、見せてくれるかい?」

『うん……はい…!』

森「どれどれ……!すごく上手いじゃないか」

エリス「私にも見せて!」

森「嗚呼、いいよエリスちゃん」

エリス「わぁ!すごい上手ね!さら!!」

『しょう…?』

森「凄く上手いよ、この絵は私にくれるのかな?」

『うん!あげりゅ!!』

森「ありがとう、今度お礼にさらちゃんの
好きなお洋服買ってあげるからね」

『.｡.:*･'(*°∇°*)'･*:.｡.』

森「ふふっ、」

嬉しそうに絵を持ち、さらの頭を撫でる森
その様子を微笑ましく見守る梶井と警護班だった

首領執務室から梶井の部屋に戻ると
おやつと称してさらに檸檬を食べさせた

そう……檸檬を………

『(あむっ)…………ふぇぇ...(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)』

梶井「檸檬の味はどうだい?」

『｡ﾟ∵･(ﾉД`)∵ﾟ｡ うわああん』

2歳児に檸檬を食べさせれば必ずこうなる


梶井「Σ(ﾟДﾟ)す、酸っぱかった???」

『｡ﾟ∵(つД｀)∵ﾟ｡ ｳｪ―ﾝ』

梶井「し、しまった…さらお嬢には早かった?」


時は過ぎ、２日後…

中也「梶井、入ンぞ」

梶井「はい、どうぞー」

中也「おう、さら」

『なーしゃん!!』

中也「おうおう、いい子でいたかァ?」

抱き上げつつ問う

『うん!ぱぁぱは?』

中也「首領ンのとこに行ってるぜ」

『もりぃしゃん?』

中也「そうだぜ」

『ん、ばいばい…かじぃしゃん』

梶井「嗚呼!!」

中也「邪魔したなー」

梶井の部屋から太宰の部屋に移動し
太宰が来るまで中也が相手をしていると
森に報告していた太宰が戻ってきて

太宰「はぁ〜、疲れた……」

中也「お疲れさん」

『ぱぁぱ!』

太宰「さ〜ら〜♡あぁ、もう可愛い♡」

強く抱き締める太宰は冷酷と言われる太宰ではなく
りっぱな父親だった



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ミサ×ナイトさんリクエスト
「梶井に世話させたら」でした!

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