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TY side
TY「…無理なんて、してないし、思ってもないよ」
「…、」
TY「…これも一つのリハビリだと…」
「えっ？…ぷっ、あははっ！(笑)」
TY「………おれ、うん… すごい…その、元気だし…(笑)」
「テヨンア、やめて〜(笑) せっかくのムードが…(笑)」
ほんとのこと言っただけなんだけど、と俺も笑いを堪えきれずに口にすれば、
Aちゃんはぽかすか俺の胸を叩いて、泣きそうなくらい笑ってる。
…俺のダメなとこ、出た。(笑)
でもいいや、本心なのに変わりは無い。
Aちゃんの手を引いてベッドルームまで歩く間、彼女がなんだかイタズラを企むような目で微笑み、俺を見上げてくる。
「ふふふっ、テヨンくんテヨンくん」
TY「…なに？(笑)」
俺を「テヨンくん」と呼んでくる時のAちゃんには、大体敵わない。
彼女の香りがするベッドルームに辿り着いて、Aちゃんがナイトスタンドの照明を灯せば
ほのかな明かりの中で、Aちゃんが俺を抱きしめた。
「…テヨンくんのこと食べちゃおうかなって、思ってたんだよ。今日は」
TY「っ…」
「だってテヨンア、とっても甘いから」
TY「…Aちゃ、」
俺が何か言い終える前に、俺に口づけて
わざと音を立てながら、吐息を溢しながら
俺の手を優しく握って。
俺をベッドに押し倒したAちゃん。
その笑顔が、出会った頃の
…俺の手が届くはずも無い高嶺の花、みたいに
美しく輝くようで、どこか妖しくて
そんな君に見惚れている間に、また深いキスの海へ誘われて
…抵抗したくない、って
そのまま、俺を困らせて
君だけに、夢中にさせて
…って
俺の本心を、もうAちゃんは知ってる。
Aちゃんの手が俺のトレーナーを器用に捲り上げたり、ジーンズを下ろしたりして
俺が思わず目を閉じたのを、くすくすと笑うイタズラな声も
…その、ずるい舌先も
身体に触れていく指先も
“かわいい” と囁く、
おれの大好きな 甘い声も
その全てで、Aちゃんでいっぱいになって、溶けていくみたいだ。
…それが何よりの、幸せで
まるで天国にいくみたいに、気持ちいい。
やっぱりAちゃんには敵わない。
し、
…そんな夜があっても、いい。
俺の全部、さらけ出して
ただAちゃんは 俺を愛してくれる
俺を甘やかして、
砂糖よりもっと甘い愛情で、俺を沢山にしてくれる。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミル - 学生時代の話の続きがとても気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年4月25日 10時) (
レス) id: c8b41b322c (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - はじめまして！このお話本当に大好きです！！これを読んでいたら2日連続でテヨンくんが夢に出て来てくれました…更新楽しみに待っています！！(^^) (2021年2月22日 0時) (レス) id: 600e5004d6 (このIDを非表示/違反報告)
Jun(プロフ) - はじめまして！全てのお話が最高すぎて感想をお伝えしないわけにはいきませんでした…ほんとに大好きです。これからも楽しみにしております！ (2021年2月18日 21時) (レス) id: b71dc645fd (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - ぴっぴ。さん» はじめまして〜〜コメントありがとうございます!!本当に期待です（ ; ; ）ハッピーバレンタインです〜（ ; ; ）（ ; ; ） (2021年2月10日 12時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - おはようございます！はじめまして！CDTVの見ました！！！期待しちゃいますよね（ ; ; ）ハッピーバレンタイン！！！！！！！ (2021年2月10日 10時) (レス) id: 1b43d45694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りの | 作成日時：2021年2月6日 21時
