4章 第1節 ページ18
清水を出発したA達だったが乗ってた船が波に流された
バシッ
傷「皆、大丈夫?」
金「我の尻尾は何本に見えるか?」
『6本』
金「それなら大丈夫だ」
『白煙は?』
金「あの馬鹿男は今も遭難中だ」
傷「ねぇ、ここどこかな?」
金「無人島だったら最悪じゃな」
傷「無人島じゃないみたいだね
あの...」
お婆さん「何だい?この辺りじゃ見ない顔だね」
狐「僕達、漂流してここがどこか分からないんです...」
お婆さん「ここはただの小さい島じゃ、今はちょっと荒れてるがの」
金「荒れてると言ってたがそれはどういうことじゃ?」
お婆さん「この村を見ればわかるよ」
『子供がいない?』
金「これは子取りの仕業か?」
『子取り?』
金「我も本での知識しかないが子供を攫っていく神隠しの類」
傷「私も気をつけなくちゃ」
おじさん「また子取りだ!」
旅人達は早くこの島から出ていくのが身のためだ」
?「あの...」
お婆さん「もうひとつ問題があるんじゃった...」
?「私...ただの幽霊です」
おじさん「子取りの頃から出始めた奴だ
何か関係があるんじゃないのか?」
?「すいません...私が死んだせいで...南八が私の夫が...
誘拐事件は私が黒幕と言っても過言じゃないです...」
金「ではお主の死により夫の心が歪んだと言いたいのじゃな?」
鈴「私は鈴歌と申します。
確信はありませんがその事件が起きはじめたのが...」
『あなたが死んでからだと?』
南「ふっ...」
傷「?」
鈴「かくかくしかじか...という訳なんです」
金「傷治はどこじゃ?」
鈴「まさか...」
『攫われた!?』
島の何処か
傷「きゃ!?」
貴良「驚かせてごめん」
傷「確か...冷たい風が吹いてそれから...思い出せないよ」
貴光「新入りは目を覚ましたか?」
傷治は声のする方を見た
傷「あれ?」
貴良「皆から区別がつかないってよく言われるよ」
貴光「目の色が違うからそれで見分けてくれ」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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西 - この方角に福があるはずです
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