＊ ページ27
※嘔吐表現あり。閲覧ご注意ください。
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青side
また数日たっても、康二の体調は戻らず。
むしろ、少しずつ悪くなってる。
ﾋﾟﾋﾟｯ
「37.3℃、微熱か。」
橙「ほら、やっぱりないやろ？」
「ないわけじゃねぇだろ。微熱なんだから。」
橙「ないようなもんやって。」
「アホ。ないなら平熱なんだよ。」
だるさ、食欲不振に続き、微熱。
こりゃ診てもらったほうがいいな。
「康二、明日病院行くぞ。」
橙「ぇえっ！なんで！？」
「行っといた方が安心だろ。」
橙「明日、仕事やもん。」
「休めって。」
橙「ダメやって。そんな簡単に休めへん。」
「具合悪かったら休むべきだろ。」
橙「休むほどちゃうもん！なぁ翔太くん。
今度のお休みに行くから。３日後！」
はぁ……。本当にこういう時に限って頑固になる。
「……３日後、絶対だからな。」
橙「うん！ありがとぉ。」
「じゃ、今日はもう寝ろ。」
橙「はぁい。おやすみなさい。」
次の日の朝、起きたら隣に康二はいなくて。
今日は起きれたのか？と思ってキッチンの方に行っても、姿はない。
先に顔でも洗うかと移動し始めた時、
橙「……ぇっ……ｹﾞﾎｯ………」
「！？」
声がした方に向かうと、トイレで苦しそうに戻してる姿が。
橙「……っは……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……ぉえっ……ｹﾞﾎｯ…」
「大丈夫、全部出しちまえ。」
背中を摩りながら、声をかける。
橙「…んっ……はぁ……はぁ……はっ…」
「落ち着いたか？」
ｺｸﾘと頷く康二のおでこに手を当てると、
「やっぱ微熱か？康二、今日は休みな。」
橙「…え？……あ、…だいじょ」
「大丈夫じゃない。」
橙「……っでも…」
「最近ずっと調子悪いだろ？俺が心配。」
橙「…………」
「ここ冷えるから、あっち行くよ。立てるか？」
橙「ぅん………っ…」
「おっと。…眩暈する？」
橙「んっ……ちょ…、と…」
「少し我慢な。」
康二を抱えてリビングへ。ソファに寝かせて、
「病院行くよ。俺も行くから。」
橙「…１人で、行けるよ…」
「ダメ。そんなふらふらで何言ってんの。」
自分と康二の職場に連絡して休みをもらった。
遠慮なく休めって言ってもらえて、何なら康二のこともすごく心配してくれて。
本当どっちもいい職場だと、改めて感じた。
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ちゃい(プロフ) - まりゆんさん» はじめまして。読みに来ていただいてありがとうございます！温かいコメントも励みになります。これからも更新頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月29日 20時) (
レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - mitsu0321さん» はじめまして。コメントありがとうございます！幸せなお話を目指して始めたので、そう言っていただけて嬉しいです。今後もお時間があるときは、目を通しに来ていただけると嬉しいです！ (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - ちゃきさん» コメントありがとうございます！１番だなんて…恐縮です。これからも続けていきますので、目を通していただけると嬉しいです！よろしくお願い致します。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みさきさん» 楽しみにしてくださって、ありがとうございます！嬉しいですっ！これからも、少しずつですが更新していきますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
まりゆん(プロフ) - はじめまして、更新ありがとうございます。毎日とても楽しみに読ませて頂いてます！幸せそうな２人に癒されてます。これからも楽しみにしております！ (2019年10月27日 23時) (レス) id: 474aa9364a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2019年9月28日 23時
