ただの要らないおもちゃに過ぎなかった。【鬼滅の刃】

拾肆 ページ19

カ｢..................｣







話して、大丈夫だったのだろうか









気持ち悪いと、思われただろうか



　








.









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カ｢......私と、似てる...｣









『......え？』




カ｢...私も、親に捨てられた...それを師範に助けてもらった...けど、師範がいなかったら私も遊郭に売られてたかもしれない...｣



『...............』






カナヲもなのか。




次の瞬間、背中に手を添えられた。







『.........カナヲ...？』




カ｢わ、私...Aの過去より重いものじゃないけど、Aの事、わかってあげれる...｣



『............』



カ｢...だから、私で良ければ......いつでも頼って...？｣






『カナヲ.........！』









.









.









.









初めて、涙が出た。









カ｢.......これ、一つあげる｣




『...銅貨？貰って良いの？』




カ｢......お守り...みたいなものだけど、これで裏が出たら、何か否定...してみていいと思うよ｣







『......ありがとう、カナヲ』









わかって貰えて、心から嬉しいと思えた。









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この会話を誰かが聞いているとも知らずに＿＿＿＿＿





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