医務室の月明かり 3 ページ31
｢包帯、ありがとう。それから傷も。君1年だよね？すごいね……名前は？｣
今度はしっかりと固定された包帯を頭につけた少年が聞いた。
｢A・アークライト｣
｢そっか、僕はリーマス・ルーピン。よろしくね｣
リーマスはそう名乗ると、とても朗らかな笑顔をした。
｢僕はピーター・ペティグリューだよ。同じ学年で同じ寮なのに、僕ら今まであんま会ったことなかったね｣
ちょっと小柄なピーターは、ひょこっと仕切りから顔を出して言った。
｢確かに……そうだね。これから、よろしくね｣
Aはにこっと笑った。
｢でも君、ほんとすごいよね。1年生でそんなに呪文使える人、初めて見た｣
ピーターが再び感心したような目でAを見た。
｢いやその……本で読んだから｣
褒め言葉は素直に受け止めるべきだとは分かっているものの、どうにも言い訳じみてしまう。
気まずくなって、Aは顔を不自然な角度に背けた。
｢いや、確か他にもいたよ。なんかすごい呪文使ってる1年生｣
リーマスが隣から口を挟んだ。
｢……だれ？｣
Aがそう聞くと、ピーターが思い出したように手のひらをぽんと叩いた。
｢あー、あの問題児2人組のこと？……なんかすごいのがいるんだよね、廊下で何か爆発させたりとか……先生の目の前でだよ？まったくやんなっちゃうね｣
｢えーと名前は確か……｣
リーマスが考え込んだ。
＿＿＿いや。言わなくてもわかる。
Aにはその2名様に心当たりがあった。
｢そうだ、ジェームズ・ポッターとシリウス・ブラック！｣
ほらな。
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はじめ(プロフ) - マニ。さん» 応援ありがとうございます！あまり頻繁にはお返事できないかもしれませんが、それでもよろしければよろしくお願いします！ (1月31日 6時) (
レス) id: ee6ba55d5e (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - はじめさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖 (1月21日 16時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
はじめ(プロフ) - ケロッとさん» 応援ありがとうございます!!嬉しいです……!! (2019年11月22日 22時) (レス) id: ee6ba55d5e (このIDを非表示/違反報告)
ケロッと - ハリポタ作品をみていたらこんなに素晴らしい作品を見つけてしまい手が止まりませんでした！本当に神作品です！頑張りすぎずに更新頑張ってください！応援してます (2019年11月22日 19時) (レス) id: 35751de350 (このIDを非表示/違反報告)
はじめ(プロフ) - さくらんぼ＆チェリー@サブさん» そう言っていただけて感激です…! 力の限り頑張ります!! (2019年11月19日 7時) (レス) id: ee6ba55d5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はじめ | 作成日時：2019年11月10日 16時
