【d!】おいしくたべれる賞味期限。【zm】

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syo「え、じゃあ、なに、それを見た上でゾムについて来とるん？」


今ね今ね！

ベットの上でシャオロンさんとゾムと会った時のお話ししてるの！

ゾムは、暖かいミルクを淹れにいったの


『うん！』

syo「えっ...えっと、親が食べられるとこも、みたん、？」

『みた！』


すごくびっくりしたような顔をしながら私の話を聞くシャオロンさんが面白い

どうしてそんなにびっくりするんだろう


『ね、どうしてそんなにびっくりするの？』

syo「いや...だって、仮にも親を殺した奴やで？そんな奴について来れるのがびっくりやわ」

『でも、ぞむはきたないにんげんをへらしたの！きれいなにんげんなんだよ！』


悪い人じゃないよ！なんて付け足すと

ガチャっと扉が開いてゾムが帰って来た


zm「俺の話？」


暖かいミルクをシャオロンさんに渡しながらそんなことを言うゾムに私が返事をする

だって、シャオロンさん唖然としてて答えそうにないもん


『うん！ぞむのはなし！』


私が笑顔で頷くとゾムはそか。なんて言いながら

私のことを抱っこして、自分の上に乗せながら笑ってベットに座った

暖かいゾムに包まれて安心する

眼を瞑ってるからシャオロンさんの思ってることはわかんない


zm「どんな話ししたん？」

『んとね、ぞむについてきたときのおはなし！』

zm「なんて話したん？」

『えっとね、おとぉさんとおかぁさんがたべられちゃった！って！』

zm「そらまたざっくりやなぁ...ん。もう多分熱くないで」


優しく笑ったゾムは

ふーふーって、冷やしてた暖かいミルクを私に渡してくれる

さっきからふーふーしてたのは、私が飲みやすいようになんだね、

やっぱりゾムは優しいね


『ありがと』

zm「...おん。」

syo「え、あ...これ飲んでええん？」

zm「あ、飲んでええで！」


シャオロンさんたちと話すゾムは私に向ける笑顔とはまた少し違う笑顔をしてる

私に向ける笑顔は、優しくてふわふわしてるんだけど、

シャオロンさんたちには少しキリッとしてて強そうな笑顔してるの

...なんでなんだろう、

そんなことを思いながらカップを両手で包んで口に運ぶ


zm「熱くなかったか？」

『うん！』

zm「んならよかったわ」


私が笑うとゾムも笑って私の頭を撫でた


syo「...兄妹みたいやな」


シャオロンさんは暖かいミルクを飲みながら静かにそんなことを言ってた

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