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流しそうめん 1 ページ33

中村晃side



『おしゃんぽー♪』




「外出ていいのー?」




雄也「体調は問題なしなんですけど、あまりに暑いから、、、って(苦笑)」




「あー、、、」




『、、げんきまん、、のに、、、どーちて、めーなの、?(うるうる)』




雄也「そーやんなぁ、、、分からんよなー、」









俺ら大人は熱中症の恐ろしさを理解出来ても、優奈からしたら体調良くて天気もいいのに何で外出れないのってなるよなー。





今回ばかりは優奈の論破はお手の物の俺らもお手上げ状態。



そんなところにタイミングよくやってきたあのバカに感謝することになるとは、、、。









??「オーッス!!!!!!!」


『(びくっ)、!ぎーた!!』


柳田「久しぶり!今日も可愛いな♡そろそろウチの子にならんか♡?」


「うるせーし、ならないし、帰れw」


雄也「wwwフルコース(笑)」


『………(しょぼん)』



騒がしいギータに乗ることもなく、やっぱり落ち込む優奈。




柳田「ん?どしたー?」


『(うるうる)』



下を向きブランケットを握りしめ今にも零れ落ちそうな涙を耐える優奈を抱き上げあやすギータ。



雄也がこうなった訳を話すと、すぐに何かを閃いたらしく、持って来てた大きな荷物の前に優奈と座り込んだ。


『………なぁに、?』


柳田「へっへん♪この箱開けてみ♡」


横目で視線を送る優奈に頷く雄也、、暫く箱を見つめた後、可愛く包装された紙を剥がしていく。




雄也「、流しそうめん、、?」


『??』


柳田「なかなか夏っぽいこと出来てないやろって嫁さんが…。素麵も持ってきたしやらん?♪」


「さすが奥さんw いい嫁もらったよ(笑)」



(続く)

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作者名:タケット | 作成日時:2018年7月12日 22時

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