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鍵谷陽平side


あの後すぐに警備員が来て、ストーカー男は警察へと引き渡された。


後に聞けばあのストーカー男は臨時のトレーナーで、テレビや球場で見かけるうちに優奈を好きになりイタズラしたくなったらしい。


そんな時に臨時の求人があり飛びついたって事だったらしい…。



雄也「………(呆然)」

鍵谷「…大丈夫か、?」

雄也「っ、!優奈!優奈はっ!?」

卓也「大丈夫、ドクターにも看てもらったけど、何もなかったばい、」

雄也「、っ、よかっ、よ、かったぁ、、泣」

金子誠「本人は寝てただけで何が起こったかも分かってなかったよ」

中田「それだけが救いでしたね…」

宮西「…遥輝、?」

遥輝「……おれ、、こわくて、、、なにも、できへん、かった、」

鍵谷「遥輝…」

金子誠「、お前だけじゃねーよ。俺らも皆手が震えてた…。いや、まだ震えてるよ、」

鍵谷「起きて1番に見たのがお前の顔で良かったよ(苦笑)…なぁ、雄也?」

雄也「、っ、、っく、、、は、いっ、」

遥輝「っーーー、、、泣」

宮西「(苦笑) 剛も大丈夫か?」

松本剛「、は、い」

雄也「剛っ、ごめんっ、、、」

松本剛「いやっ、、俺も、何、も出来なくて、」

雄也「お前のっ、おかげで、あの1発で留められたからっ。優奈と笑って会えるっ、」

松本剛「っ、、っぐ、、、泣」


俺もきっと卓とマックさんも、優奈のあの姿を簡単に忘れる事は出来ないと思う。


今日怖くて震えた手も、犯人を押さえて怒りに震えた手の感覚も…。


それでも俺らはこれを全部糧にして進む。


もう2度とこんな思いをさせない。


今日いっぱい後悔して泣いて、明日笑おう?


こんなに仲間に恵まれた俺たちなら絶対また笑えるからーーー。


end

あとがき

長い…、果てしなく長かった(TT)

初めの構想とは全然違う結末…(苦笑)

登場人物多過ぎて収拾つかなかなくなってしまった。←反省しない奴(笑)

かなりダークになったけど楽しんで頂けたらと。

お時間あれば☆での評価もよろしくお願いします(^^)

ではまた。

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作者名:タケット | 作成日時:2018年1月20日 23時

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