46話 修羅場 ページ48
人間離れした走りで、
街中を駆け回る.......というのは
些か気が引けるので、裏の小道を走っている。
途中、掲示板に
【柊 A、謎の男に攫われる!! 】
と、書いてあったが、大丈夫だろうか。
私を抱えながら、
.......繁華街のド真ん中を練り歩く.......
なんて、荒業をしてはいないと願いたい。
.............
「昨日、繁華街で謎の男がよう.......」
「柊 Aさん、大丈夫かしら
まだ見つかってないの?」
「っ、やっぱり引き剥がした方が良かったんだ!」
.............
A「.......やったなこれは。」
すぐ側の繁華街が、私の話でうるさい。
運んでくれたのは有難いが
今の私のように、裏道を使ったらよかったものの
.......
やはり、【兄さん】と、呼んではいても
冨岡は弟気質が離れないのだ。
対して、こちらは長女気質。
そんな冨岡の
世話をやきたい気持ちでいっぱいになる。
.......はぁ。
走るのを、再開しようとした
その時だった。
???「お待ちください。」
A「!」
リン、と鈴のような声がした。
振り返ると、豪華な着物を着た、少女が2人。
.......少女、だろうか。どっちか分からない。
???「こちらへどうぞ。」
???「お館様がお待ちです。」
.......!お館様。
聞いたことがある。鬼殺隊の、一番偉い人。
わざわざ迎えに来てくれたのだろうか。
Aは素直について行くことにした。
.....................................................................................
しばらくすると、大きなお屋敷が見えた。
立派だ。
???「さぁ、入ってください。」
???「間もなく、柱合会議が始まります。」
A「!?」
.......え、
始まっていないのか!?
まさか、待たせている??
Aは急いでドアを開ける。
ガチャ
瞬間、
A「!!?」
ガキン!!!!!
.......最初に見えたのは
何故か刀だった。
次に冨岡の背中。
冨岡「っ、不死川!!!
言っただろう!!【危害は加えない】と!」
不死川「あァ??半分鬼、なんだろ。
そんな中途半端で、許されると思ってんのか!!」
胡蝶「っ、落ち着いてください。
Aさんが驚いています。」
何やら、修羅場だったらしい。
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ベルモット - 拝読させて頂きました。夢主の設定やイメージ画が結構好みでした。鬼達とどの様に戦うか?楽しみです。私ベルモットも夢小説を投稿している身なので参考にさせて頂いております。 (2019年11月25日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - 狂狐さん» ぁぁぁ.......泣きそう。ありがとうございます。物語の構成が、少しややこしいかな〜、と、心配だったので、その言葉が身に染みます.......笑。がんばります!! (2019年10月25日 5時) (レス) id: fb565d856b (このIDを非表示/違反報告)
狂狐(プロフ) - とても面白い!夢主の性格や物語の構成など好きしか言葉が出なくなる語彙力低下の症状が……(((更新頑張ってください!応援してます! (2019年10月24日 22時) (レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - ぐみさん» わあぁ!!ありがとうございます!本当にとても嬉しいです!自分、占ツクで小説を書くのが初心者でして、経験が足りないのです。台本書き?というものがあるのですね!勉強になりました!わざわざありがとうございます!頑張ります!笑 (2019年10月22日 20時) (レス) id: fb565d856b (このIDを非表示/違反報告)
ぐみ(プロフ) - いつも読ませてもらってます…好きです‥(唐突)セリフや言葉の選び方がとてもじょうずですね!!ですが台本書きのせいで少し作品の雰囲気が薄くなってしまっている気がします…すいません上から目線で…これからも更新頑張ってください!!! (2019年10月21日 23時) (レス) id: 46a85766e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ewo | 作成日時:2019年10月13日 11時