14話 白い ページ16
.......
Aに切られたことに、
苛立ちも何も無く、もはや快感すら覚えた。
こんなに綺麗に、気持ちよく切れる者がいるか
いや、A、こいつだけだ。
本当は、もう少し楽しみたいところだが
.......朝日が昇るまであと10分程だろうか。
最悪の場合取り逃がす。
鬼舞辻 ｢まぁ、甘やかすのはここまで、と
さっき決めたからな｣
と、口に出すと、切れたはずの四肢を
光の速さで再生し
Aに爪を立てた。
A｢！！クッッ｣
ｶﾞｷﾝ！！！ｷﾝｯ！！
咄嗟に刀で押し返す。
それが何発も続いた。
ｷﾝｯ！！ｶﾞｷﾝ！！！ガｯｯ！！！ｷﾝｯ！！
やはり、鬼舞辻無惨は強い。受けるのに精一杯.......
いや、たまに受けきれていない。
肌を掠めた所がじんじんする。
鬼舞辻無惨｢.......｣
.......なにか、おかしい。
鬼舞辻無惨が、何かに集中しているように見えた。
.......あと、体が変な感じがする。
なにか、悪い物が入り込んでくるような.......
.......
A｢.......？......ｯ！！！.｣
ゾッとした。
まさか、この一瞬の掠める技で、
血液を送り込んでいるのか？？
後ろに飛んで、一気に距離をとる。
身体中傷だらけだ。
やられた。いつから血液を送り込んでいた！？
最初からか！？だとしたら相当入っている。
.......だが、鬼舞辻無惨が血液を入れたのは
最後の3回の攻撃。掠めた時だけらしい。
A｢鬼に....なっ.......た？｣
.......これは、どうなってしまうのだろう。
これから、どう生きればいい.......？？
真っ白になっている私に、
鬼舞辻が口を挟む。
鬼舞辻｢.......完璧ではない。死なれては困るからな
呪いも外している。
あと少しで、完璧な鬼となれたのに、
勘の鋭いやつだ。｣
.............完璧な、鬼ではない.......
少し落ち着きを取り戻した。
が、
.......
鬼.......？
鬼になったのか私は。
あの、両親を殺した
憎い鬼に。
.......
カクッ、カクッ
と、足が震える。
出血量が多すぎる。呼吸で補えない。
刀に体重をかける。
これは.......このままだと死ぬ
そう判断し、この技を使うことにした。
｢.......氷の呼吸！
玖の型
蒸気霜！！！(ｹｱﾗｼ)｣
鬼舞辻無惨｢！！！｣
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ベルモット - 拝読させて頂きました。夢主の設定やイメージ画が結構好みでした。鬼達とどの様に戦うか？楽しみです。私ベルモットも夢小説を投稿している身なので参考にさせて頂いております。 (2019年11月25日 20時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - 狂狐さん» ぁぁぁ.......泣きそう。ありがとうございます。物語の構成が、少しややこしいかな〜、と、心配だったので、その言葉が身に染みます.......笑。がんばります！！ (2019年10月25日 5時) (レス) id: fb565d856b (このIDを非表示/違反報告)
狂狐(プロフ) - とても面白い！夢主の性格や物語の構成など好きしか言葉が出なくなる語彙力低下の症状が……(((更新頑張ってください！応援してます！ (2019年10月24日 22時) (レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - ぐみさん» わあぁ！！ありがとうございます！本当にとても嬉しいです！自分、占ツクで小説を書くのが初心者でして、経験が足りないのです。台本書き？というものがあるのですね！勉強になりました！わざわざありがとうございます！頑張ります！笑 (2019年10月22日 20時) (レス) id: fb565d856b (このIDを非表示/違反報告)
ぐみ(プロフ) - いつも読ませてもらってます…好きです‥(唐突)セリフや言葉の選び方がとてもじょうずですね！！ですが台本書きのせいで少し作品の雰囲気が薄くなってしまっている気がします…すいません上から目線で…これからも更新頑張ってください！！！ (2019年10月21日 23時) (レス) id: 46a85766e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ewo | 作成日時：2019年10月13日 11時
