10話 戦闘態勢 ページ12
そう思うのもつかの間
グッ.......
A「!!」
鬼舞辻が、私の首をつかみ上げはじめた。
氷柱が突き刺さっている鬼舞辻の体制は、
腰を曲げており、90度だ。
この体制から、私を持ちながら腕を上げる
圧倒的力
人間なら到底できないことだ。
.......そして、まずいことに
足が離れているため、あの体勢が取れない。
.......これは、投げ飛ばされるな。
そう感知した私は
直ぐに刀を鞘に戻し
お腹に鞘を当てるようにして刀を横向きに倒した。
それと同時に、受け身の準備をする
鬼舞辻「!」
わずか1秒程で整えられた、
と思えば
ビュンッッッ
一気に景色が変わり
ゴッッ
A「.......ッッグァ」
鈍い音が響いた。
背中から樹氷に打ち付けられたのだ。
.......私は、これをよんではいたが
.............痛い、所ではない。
寒さで肺が痛い。
頭もガンガンする。寒いところで、
生身の人間が長時間動き回るものじゃない。
鬼舞辻無惨が遠くにいる間、
動きにくい着物の上半身を脱いで
上から薄い羽織を羽織った。
戦闘態勢だ。動きやすい。
ザクッ、ザクッ、ザクッ
足音で鬼舞辻無惨が近づいてくるのがわかる。
よろよろと立ち上がった。
鬼舞辻「.......貴様、色々と頭が良く回るようだな。
まず、飛ばされると分かってから
自身が切れないよう刀を鞘に戻し
刀が打ちどころの悪い場所に当たらないために、
刀を横に固定する。
そして、その動作を整えている間に、
もう受け身の体制をしていた。」
...................。
絶対に、鬼舞辻無惨はまだ本気を出していない。
私を傷つけてはいけないと思っているからだ。
そのおかげで、私はまだ生きているし
鬼になっていない。
.......だが、その考えは、もう無くなったらしい
鬼舞辻「.......骨ぐらい折っても、
肌を切り裂いても
生きていれば問題ない」
A「.......!!」
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ベルモット - 拝読させて頂きました。夢主の設定やイメージ画が結構好みでした。鬼達とどの様に戦うか?楽しみです。私ベルモットも夢小説を投稿している身なので参考にさせて頂いております。 (2019年11月25日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - 狂狐さん» ぁぁぁ.......泣きそう。ありがとうございます。物語の構成が、少しややこしいかな〜、と、心配だったので、その言葉が身に染みます.......笑。がんばります!! (2019年10月25日 5時) (レス) id: fb565d856b (このIDを非表示/違反報告)
狂狐(プロフ) - とても面白い!夢主の性格や物語の構成など好きしか言葉が出なくなる語彙力低下の症状が……(((更新頑張ってください!応援してます! (2019年10月24日 22時) (レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - ぐみさん» わあぁ!!ありがとうございます!本当にとても嬉しいです!自分、占ツクで小説を書くのが初心者でして、経験が足りないのです。台本書き?というものがあるのですね!勉強になりました!わざわざありがとうございます!頑張ります!笑 (2019年10月22日 20時) (レス) id: fb565d856b (このIDを非表示/違反報告)
ぐみ(プロフ) - いつも読ませてもらってます…好きです‥(唐突)セリフや言葉の選び方がとてもじょうずですね!!ですが台本書きのせいで少し作品の雰囲気が薄くなってしまっている気がします…すいません上から目線で…これからも更新頑張ってください!!! (2019年10月21日 23時) (レス) id: 46a85766e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ewo | 作成日時:2019年10月13日 11時