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でも今回は違った。
確かに姫宮にとって今日が初めての、下手したら命にも関わる任務に行かせてもらえる日だ。
でも俺は何度も経験してきた。
この程度で死んでいては公安のエースは務まらない。
俯いている彼女の頭を撫で、顔を覗き込む
目には少し涙がたまっていた。
「ユリ、安心しろ。俺は必ず戻ってくる。だからお前は安全なところで待っててくれ」
泣いている子供をあやすように優しく言う
『ッ…………………………絶対ですよ、、?』
「あたりまえだ」
髪の毛をぐちゃぐちゃに撫で回す
するとふにゃっと笑って敬礼をする姫宮
『いってらっしゃいです!降谷さん!』
毎日のように注意しているが、相変わらずの手のひらの向きだ。
俺も自然と笑みがこぼれる
「いってきます」
一方その頃
風「降谷さん、以前より柔らかくなりましたね」
緑「ユリパワーだな!凸凹コンビではあるけど、お似合いだよなぁ(笑)」
〔〔〔うんうん〕〕〕
上司と部下を温かく見守る公安一同であった
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匿名 - 読んでてとても面白かったです!主人公も可愛くて続きが楽しみです!更新、頑張って下さい! (2019年3月10日 12時) (レス) id: 9d56b04fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Saran | 作成日時:2019年3月4日 23時