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姫宮をなだめ終え、現場が遠いため少し早めに向かう。
俺の車には姫宮とヒロを乗せる。
さっきまでうじうじしていた子犬はどこにいったのか。
これから危険な潜入だというのに車に乗った瞬間この2人は後部座席で仲良く歌を歌っているじゃないか。
ちょうど今デュエットが終わったらしく、ヒロが姫宮に一人で歌わせようとしている。
『え?!何がいいですかね?』
緑「え〜じゃあK-POP歌ってよ」
『了解です!』
といって歌いだす姫宮
………………………………うますぎないか⁈
確かにもともと綺麗な声をしてると思っていたけど歌まで上手いとは思わなかった。余裕でそこら辺の歌手より上手いぞ売れるぞこれは。
「うますぎかよ」
緑「さっきは俺と一緒だったからわからなかったけど、俺いないほうがよかったじゃねぇか(笑)」
「ほんとだな」
緑「おい!!」
ヒロには悪いがそれほど姫宮は歌が上手い。これでカラオケ100点じゃなかったら機械ぶっ叩いてやろうと思う(壊れる)
緑「ほんとに韓国住んでたんだなぁ。ちゃんと発音できてるっぽいし」
『当たり前じゃないですか!10年は韓国に住んでたんですから!』
「日本は?」
『生まれて2歳までいました!』
「その後は戻ってきたのか?」
『いえ!ずっとアメリカでした!警察になるために日本に戻ってきたんです!』
「は?!なのにそんな日本語話せるのか?!」
緑「生まれてすぐなんて喋れないし……ってことはやっぱり、警察学校いる時に覚えたのか?」
『いえ!アメリカで日本人学校にも行ってたので!』
「……それでもすごいだろ」
このアホのどこにそんな頭の良さがあるのだろうか。
『あ!中国語とスペイン語とフランス語とイタリア語もいけます!』
「「はぁぁぁぁぁぁっ?!!!」」
やっぱこいつは普通じゃないようだ
緑「思ったけどアメリカにいたならFBIにでもなれたんじゃないか?」
『嫌ですよ!!私は日本が好きなんです!!』
それを聞いて安心した。
とゆうか嬉しかった。
それが何でかはわからないが…
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匿名 - 読んでてとても面白かったです!主人公も可愛くて続きが楽しみです!更新、頑張って下さい! (2019年3月10日 12時) (レス) id: 9d56b04fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Saran | 作成日時:2019年3月4日 23時