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コツ コツ コツ、、
規則正しくヒールを鳴らし
大きめのキャリーケースとスマホを手に
空港内を歩く美しい女性が一人。
深夜到着なので 家族づれは少なく
海外での仕事から帰ってきたであろう人たちばかりだった。
もちろん自分もその一人だった。
仕事を終えたというわけではないが。
電話を終えた彼女はため息をひとつ。
まったく…鬱陶しい電話だった。
変な男について行っちゃダメよ⁈だの
寄り道せずにホテルへ直行しなさい‼だの
ご飯はちゃんと三食食べなさい‼だの
どこぞのおかんやと思った
相手はいちようこれでも上司のジョディだった
なんだかんだ言って可愛がってくれているので大好きだ。
先に輸送されて空港に預けられていたものを取りに行く。
ライフルと拳銃だ。
これがなんともめんどくさい。
危険物ということもあり警察がいやがった。
部屋に入った瞬間銃を向けられたのだ。
手をあげろ、と。
そしてさっきも入国審査でしたであろう身分の確認。ジョディによれば15分もすれば終わるでしょ〜だのなんだのほざいてたがなんだこれは。
かれこれ40分近く待たされているのだが。
もちろん銃を向けられたまま、だ。
まさか女が一人で来ると思わなかったらしく、
確認をとりまくっているらしい。
さっさと帰らせてくれ。何時だと思ってんだ。もうすぐで夜中の2時だぞ。
こっちは12間のフライトで疲れているんだ。こんな時にもかかわらずずっとパソコンで仕事をしていたのだ。殺す気か。
そうして1時間経ったであろう頃にようやく解放された。
今日はもうめんどくさいので後日クレームの電話をいれるとしよう。
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みかん(プロフ) - 夢主ちゃんが高嶺の花って感じがたまらないです...!更新頑張ってください!! (2019年3月13日 13時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Saran | 作成日時:2019年3月1日 23時