無個性でもヴィランになれますか Part2【死柄木弔】 (ページ7)

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ギィィと扉が開く

オーバーホール「壊理、ここの場所が見つかった。移動するぞ｣

オーバーホール…

この人を見た壊理ちゃんがまた脅えだした

やっぱり

死柄木の言ってることはホントだった

この子を使ってあの赤い注射器を作っている

オーバーホール「さぁ、壊理こっちに来い」

壊理ちゃんは、私の服を掴み脅える

オーバーホール「また、わがままか。｣

手袋に手をかける

壊理「！！…い」

「行かなくていい！！」

壊理「！」

オーバーホール「何を言っている。お前たちとは…」

「分かってる。私の単独行動です」

カプっと自分の手を噛む

クロノ「無個性のあんたに何ができるって言うんですかい…！動けない…！」

”動きを拒絶”

手を伸ばし奴らの動きを止める

「私嘘吐きました。無個性なんて嘘です。壊理ちゃん攫いますので
では、さよなら」

壊理ちゃんを抱いて走る

オーバーホール「！まて！」

「後で死柄木に怒られるな……」

多分彼らの動きを止められるのもそんなに･･･

壊理「こんなことしたら…！」

「分かってるよ。でもねこんな脅えている女の子を見過ごすなんてできない。
私はそんな事しない。｣

壊理「お姉ちゃん…！」

｢今だけは………貴方を誘拐するヴィランでいさせて｣ﾆｺ