そのルンバ、異能力者である

そのルンバ、無職だから（金がないとは言ってない） ページ21

「^ - ^＜ャァ」

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……ポートマフィア


中島「…あの組織が、ですか⁈で、でもちょっと待ってください‼だって、ここにはそんな事一つも書かれて___」


ポートマフィアは確かに裏の組織でこそあれど、運び屋は幾万と用意できるだろう。これと特定する証拠もない。…仮にもし手を組んでいたなら、何故？この危険な組織と手を組んだいたんだ？あの組織のならやりかねない…。いや、そもそも……ルンバさんはどこでそれを。この資料には、そんな事書いていない。


急な情報量に追いつけず、自問自答を繰り返していれば、ピコンという音がなり、ルンバさんのマイクが起動する。この話はまだ続くのか。


ルンバ「以前ポートマフィアハその組織を傘下とシていタようです。まぁ、危険視される組織も味方となれば組織の安泰も計れまスから…あと中島サン、

私、コんな姿なノで無職なのデすよ」


……は？


と、運搬内容らしきものと、その報酬が書かれた紙が、さもプリンター出口の様に何処からか排出され、アームによってそれは僕の視界に大きく映るように掲げられた。


中島「え？えぇ……あ、はい。それが何か…」


お掃除ロボットは家でそれとなく作られた役目を果たせば十分仕事じゃないんですか、そんな言葉はとてもではないが口には出さなかった。この機械…もといルンバさんは可笑しかったし、




ルンバ「私、こんナなりなので怪しまれずいろんなトコロに潜入できるので、結構な情報網ヲ持ってマすよ」




…その後、人間体を持っていればその顔には世間で言われるようなドヤ顔が浮かんでいただろうルンバさん(出来ないので、ルンバの正面の部分に顔文字出てた)からその資料を受け取り、改めて見直す羽目になった。




ルンバさんが持ってた資料を


ルンバさんがすごいのは分かってるから←

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