美少年の紅一点は、関西からやって来ました。2 (ページ32)

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渡瀬said
ガチャ

『みんな！デビューおめでとう〜！！！！！！』

勢いよく部屋に入ると、みんなびっくりした顔でこちらを向いている。

みっちーと恭平に関しては座っていた椅子から転げ落ちてしまっている。笑

西「……びっくりしたー！！！何なん！？！？も〜笑。」

大「もうマジで殺されるかと思った〜」

道「……痛った〜！笑」

髙「痛った！！ちょっとえぐいて。」

長「2人ともビビりすぎじゃない？？笑。でもマジでびっくりしたわ〜」

橋「びっくりしたー！！！ハハハハハハ！！」

藤「お前さ、そこはノックくらいしろよ！！」

『ちょっ、うるさいて！！そんな一気に喋らんといてや！』

西「いやー、もう今日はサプライズいらんて！！笑」

『ごめんな？大ちゃん』

大「え、てか何でいるん？？』

『お！よくぞ聞いてくれた！！さすが流星！！』

『みんな、、、デビューおめでとう！！！！』

道長「「ありがとう！！」」

橋「え、わざわざそれ言いに来てくれたん？？」

『どうしても今日直接言いたくて……笑。』

髙「えぐいて！」

長「髙橋くんさっきからそればっか笑。」

藤「さすがA。俺のために来てくれてありがとう！！」

『いや、丈くんのためやないから。』

大「即答。笑」

橋「ほんまにありがとうな？わざわざ来てくれて。」

『だって、みんなには沢山迷惑かけてきたし。………今日な？みんなのデビュー聞いて、ほんまに嬉しかってん。もちろん悔しい気持ちもあるけど、私の中では嬉しい気持ちの方が強かってん。』

西「A………」

『でも絶対追いつくからな！絶対追いつくから，デビュー決まったからって気抜かんといて？？追いつくどころか追い抜いてみせる！！次はうちらやから！！』

藤「早く来いよ？待ってるから。」

橋「うん、楽しみに待ってるな！！」

長「約束ですよ？？」

道「追いつかれても、絶対負けへんからな？？」

髙「ま、出来るもんならやってみ？？まだまだ時間はかかるだろうけど。笑」

大「早くしてや？？待ちくたびれるから。笑」

みんなの言葉に泣きそうになりながら、大ちゃんの言葉を聞こうと体の向きを変えると、いきなり大ちゃんが私に向かって飛びついてきた。

そして力強く一言、こう言った。

西「絶対な！！絶対、来てな？？待ってるから、ずっと待ってるから！！」