CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ25)

今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:147,119 hit

act.23 ページ25

「（名前）、ご苦労じゃった」

『………』

ハリーとロンはダンブルドアが座っている所の前まで行く。

ダンブルドア「分かっているとは思うがここ数時間で十以上の校則を破ったのじゃ」

ハリー、ロン「はい、先生」

反省したように下を向く二人。

ダンブルドア「退校処分に足る証拠も有るの」

その言葉に後ろに居た（名前）は溜め息をつく。それを聞いたダンブルドアは（名前）を見て口角を上げた。目が合った時（名前）はそれを顔ごと反対側に反らした。

ダンブルドア「そこでじゃ、以上をふまえて君達二人にはホグワーツ特別功労賞を授与する」

意外な言葉に驚いてダンブルドアを見た（名前）。その（名前）にダンブルドアは目を向けてウィンクをする。ダンブルドアのウィンクに（名前）は舌打ちをした。急に後ろから聞こえた舌打ちにハリーとロンは肩を跳ねさせた。

ダンブルドア「怯えんでも良い、（名前）は悪いやつではないからの」

『余計なことを言うなシジイが』

ダンブルドア「今年初めてわしに喋ったの」

言いくるめたダンブルドアに又舌打ちする。

ダンブルドア「さてウィーズリー、フクロウ便で釈放通知をアズカバンへ届けてくれ。早く森番を呼び戻してやらねば」

そう言われて手紙を渡されたロンは部屋から出ていった。