CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ21)

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act.19 ページ21

怯えすぎて凄い顔になっているロンがハリーの腕にしがみつく。

『それでアラゴグに会いに来たのか？危険と規則違反になることを承知で』

暗闇の為に目が赤い（名前）に流石のハリーも怯えて声が出ない。

『じゃあ俺は貴様らの話の邪魔にならぬようこの場から去ってやる』

アラゴグ「もう帰るのか…長い時を共に過ごしたお前とはもう少し話していたいのだが」

『いや、報告も終わったので帰る』

アラゴグに告げた（名前）は横で怯えて突っ立っている二人に目を向けた。

『良いか、俺が規則を破るやつを目の当たりにして見逃してやるのもこれ一回きりだ。これからもし規則を破る予定が有るのなら俺に見つからないようにすることだな』

ハリー「は、はい、有り難うございます。Mr.コックスおやすみなさい」

夜の挨拶に（名前）は眉間に皺を寄せた。そしてホグワーツの方に数歩歩いたところで姿を消した。

ロン「やっぱりハーマイオニーと話したみたいに優しい人かもね」

ハリー「うん」

（名前）を見送った後アラゴグと話をしアラゴグの子供達に追われて命からがら禁じられた森から脱出したハリーとロンだった。