泣いてます ページ45
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江戸川「国木田くーん、僕そろそろ“名探偵”の仕事に行かないと」
国木田「名探偵?嗚呼、例の殺人事件の応援ですか」
江戸川「そう。警察がね、世界最高の能力を持つこの名探偵乱歩さんの助言が欲しいって泣きついてきてさ」
国木田「此奴等に手伝わせます」
魂が抜けた様な敦くんと賢治くんと一緒に黒服を落としていた私を指差し云う
江戸川「あ、Aは絶っっっ対付いてきてね!」
『はーい!』
よーしよーしいい子だなぁ と云いながら頭を撫でてくれた
国木田「おい敦、呆けてないで準備しろ。仕事は山積みだ」
中島「は、……はは」ポロポロ
国木田「あ?何だお前泣いてるのか?」
中島「泣いてません」
国木田「泣いてないのか」
中島「泣いてません」
国木田「泣いてるのか?」
中島「泣いてます!」
『…ん!?どうした!何で泣いてるんだ!?』
敦くん泣き過ぎじゃないか…?
『え、あ、え、えっと……敦くんおいで…?;』
中島「うわぁぁあん」
ガバッ
『んぐっ!』
江戸川「ずるいよ新人君!Aは僕の!」
『いや……私は誰のものでもない中島「………柔らk」敦くん止めるんだ黙るんだ……;』
敦くんのその言葉を聞き、3人の大人が殺意の篭もった様な視線を送る
誰かなんて云わなくても分かるだろ?
江戸川「…ねぇA」
『な、なに…?;』ギュウウウ
チョットマッテ、痛いぞ敦くん、いや、死にはしないけど!
江戸川「早く名探偵の仕事行こ」
ちょいちょいとフードを引っ張る乱歩さん
『はーい…敦くん、もう大丈夫そうか?』
中島「うん…ごめん、ありがと…」
国木田「ゴホン……小僧、此処はいいから乱歩さんにお供しろ。現場は鉄道列車で直ぐだ」
中島「ぼ、僕が探偵助手ですか?そんな責任重大な」
江戸川「真逆、二流探偵じゃあるまいし助手なんて要らないよ」
中島「え?じゃあ何故」
江戸川「僕列車の乗り方分かんないから」
同じく!

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リナリア(プロフ) - 文ストと文アルどっちも好きで、この2つが合わさった作品ないかなって探していたので、嬉しいです!これからも頑張ってください! (2023年7月27日 13時) (レス) @page1 id: 6b56f22e52 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 文アルと文ストどっちも好きなので嬉しいです!応援してます! (2023年5月7日 16時) (レス) @page50 id: 59833c02b1 (このIDを非表示/違反報告)
新美悠華@文アル大好き💛 - おもしろいですこれからの投稿楽しみの極みですこれからも頑張って欲しいです (2023年3月20日 19時) (レス) @page11 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暗黒破壊神 | 作成日時:2023年1月22日 22時