1.好き。【kr→Na→←kn】 ページ2
最初から一人が報われない話ってありなんでしょうかね……。
タイトルは○○組で書くと言いましたけど今回は無理かなと。
学パロ注意です。
.
kr side
突然だけど、俺はNakamuが好きだ。
勿論likeじゃなくloveの方で。
笑って手を引くところとか、怒って頬を膨らませるところとか。
男同士なんてちゃんとわかってる。
それに最初は友情的な好きだと思ってたし。
よくゲームする仲で、他のメンバーも居たし。
他のメンバーもそんな感じだと思ってた。
でも、なんか違うなって。
他のメンバーと比べると、なんか感じる気持ち違うよなってなって。
あぁ、俺Nakamuの事好きなんだなぁって。
そう気付いたのが半年くらい前。
それからはちょいちょい周りの目を盗んで目で追い掛けるようになって。
2、3ヶ月前は隠し撮りの写真を部屋に貼ってたりもしてたしさぁ。
これストーカーじゃね？って気付いてからは秒で燃やしたけど。
ストーカーにはなりたくないしね、うん。
……スマホには残してあるけど。
やり過ぎてNakamuに嫌われるのだけは嫌だったから。
だから程よい感じの付かず離れずの距離に居たはずなんだけど。
それでも地味にNakamuとは距離近かったぽいんだよね。
周りから見れば言われたらわかるようなわからないようなってレベルくらいで。
でもそんな微妙な距離でも当事者のNakamuは気付いてたっぽくて。
あ、俺の気持ちに気付いた訳じゃないよ？
ただ距離の違いに気付いたってだけで。
距離近いって事は俺の事気に掛けてくれてるって事だよね、って純粋に近寄ってきて。
普通に嬉しかった。
Nakamuから来てくれたし。
…………ま、近寄ってきた理由が恋愛相談じゃなければ、の話なんだけど。
そのまんまの意味で、Nakamuには好きな人が居た。
で、好きな人はきんときなんだと。
勝てる訳無いなって正直思った。
だってきんときは俺らの中では真面目な方だし優しいし。
Nakamu好きって気付いてなかったら俺も惚れてたかもだし(？)
でもまだ希望があったんだよ。
俺は相談を受けてる立場だから、酷いかも知れないけど変える事だってできた。
それに一緒に居る分惚れさせれば勝ちだったからね。
最初は俺もそうやってたし。
手強かったけど手応え自体は感じてた。
……まぁ、ほんの少しだけ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「WT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
音猫 - .....凄すぎる...神作品すぎますね.....設定が神がかりすぎてて、文才ずば抜けてて、え..?貴方は神ですか？() (2022年6月17日 21時) (
レス) @page17 id: 2d3bbad919 (このIDを非表示/違反報告)
珠利(プロフ) - yuimaさん» コメントありがとうございます。私も好きなんですよねぇこういう感じの (2019年11月16日 8時) (レス) id: 31e70f28a3 (このIDを非表示/違反報告)
yuima(プロフ) - こーゆー意味深のお話好きなんすよねぇ (2019年11月16日 7時) (レス) id: 4ca92fa544 (このIDを非表示/違反報告)
珠利(プロフ) - 黒歴史を知っている人さん» コメントありがとうございます。そしてその数年後が末恐ろしいですね…… (2019年10月17日 6時) (レス) id: 31e70f28a3 (このIDを非表示/違反報告)
黒歴史を知っている人 - とても良かったです。ただ数年後にこれを自分で見たら目の前が真っ暗になりますよ…… (2019年10月17日 4時) (レス) id: 81037a3ae4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珠利 | 作成日時：2019年10月12日 17時
