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第16章「街へ」 ページ17

街へと降り立った四頭が最初に向かった先はあの闘牛場であった。人間への復讐はこの場所から始めると誓っていたのだ。
雨音に紛れたおかげか容易に侵入するとこができた。
だが、あまりにも警備が薄く人の気配すら感じ取れない。心の何処かに違和感を感じ始めた時、ようやく気付かされたのであった。容易に侵入出来たのでは無くこの場所へ誘われていたのであったと。相手の策略に気付いた時には遅かった。
ザッ…
何者かが現れる。
雄牛「誰だ」
四頭の目の前に立ち塞がったのはあのカウボーイでも闘牛士でも無かった。
そこに居たのは、かつて雄牛が地獄のような闘牛場で毎日を切磋琢磨し、共に鍛えてきた旧友であり、雄牛を英雄として1番に認め称賛してくれた闘牛ガイウスであった。だが、何処か様子がおかしい。
雄牛「まさか、お前と闘えというのか…? ガイウス!返事をしてくれ!」
ガイウス「…英雄は… ここで死ぬ」
その瞬間、全身に鈍い痛みが広がる。気がつくとさっきまで立っていた場所が見える。どうやら今のガイウスに話は通じそうにない。闘うしかないようだ…
雄牛「…どうしても、と言うんだな。 みんな、ここは俺1人にやらせてくれ… 何があったかは知らないが、あいつは… あいつだけは! 俺が止める」

次回 第17章「血戦の果てに」

第18章 血戦の果てに→←第15章 『復讐の始まり』



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不登校の自殺志願者 - コメ欄から来ちゃいました!!いやぁー凄いですよね。めちゃくちゃ続いてる。私が見た時は500コメ超えてました。 (2019年5月15日 11時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コメ欄の作者達 | 作成日時:2017年8月17日 22時

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