えんげきぶ (ページ2)

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出川さんの被り物 2 ページ2

花「本当にでるのかな？」

蓮「どうだろうな」

花「なんか、怖くなってきた、、、」

蓮「じゃあやめるか？」

花「やめない！」

蓮「じゃあ、、、早く来いよ！妖怪か七不思議だか知らないけどいないにきまってるだろ！」

花「蓮だって懐中電灯落としそうなくらいビビってるくせに」
　ガサッ花、蓮振り向く
和狐「何してるの？」

花「ぎゃあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛」蓮「ウオォぉぉぉ！」

和狐「ごめーん、驚かせちゃった？」

花「べっ別に全然驚いてないし」

蓮「キモい声出して叫んでたじゃん」

花「蓮だって叫んでたでしょ！」

和狐「まぁまぁそれより2人はどうしてここにいるの？もう夜だよ？」

花「ここに妖怪が出るって聞いて、、、あなたも？」

和狐「私？私は塾帰りでたまたま二人を見つけたから気になってついてきちゃったんだ…そうださっき塾で飴もらいすぎちゃったからあげる！」

花「やったー」

蓮「花ちょっと待て！知らない奴からお菓子をもらちゃダメって言われてるだろ」

花「え…ソウダッケ…？」
　花飴を食べる蓮食べていることに気づいていない
蓮「はぁ…とりあえずその飴返して…」

花「この飴めっちゃおいしい！」

蓮「おい！」

和狐「本当！？よかったー…もう一個いる？」

蓮「おいおい！」

花「いいの！？ではお言葉に甘えて…」

蓮「おいおいおい！」

花「蓮さっきからおいおいうるさいなぁ！そんなに言いたいならどっか違うところでいいなさいよ」

蓮「俺は言いたくて言ってんじゃねー！飴返せっていったよな？なんで食べてんだよ！」

花「花ちゃんは蓮くんに言われる前に食べましたぞ」

蓮「分かった…じゃあその手に持っている飴は返して来いよ！？」

花「やっだね～！！」

蓮「おま…ムググ」
　花蓮の口に飴を入れる
花「よし！これで蓮は私のことを言えなくなった」

蓮「お前絶対に後で後悔させてやる」

和狐「やっと夫婦漫才が終わったね」

蓮「夫婦(めおと)じゃねー！！」

花「？？めおとって何？？」

蓮「お前は知らなくていい」

花「え～蓮のケチ～」

蓮「ケチでも何でもいいがもう行くぞ」

花「え～」

蓮「飴おいしかったですありがとうございました」

花「飴ありがと～」
　花と蓮が歩き出す

　