504話 簡単に入れない ページ10
黄瀬「どうやら準決は紫原っちとやる事になりそうっすね
よろしくっす」
紫原「そうだね
てか今試合中なんだからあんま話しかけないでよ」
黄瀬「何だかなぁ…
こんなんだったら練習試合の時の誰かさんの方がよっぽど怖かったッスわ
そんな調子でバスケするんならAっちください」
火神「なっ！？」
誠凛「！」
黄瀬「アンタみたいな奴がいるチームにAは勿体無すぎる
俺達と一緒にいた方が輝ける
Aっちを侮辱するような試合したら許さねぇぞ(睨」
火神「！」
黄瀬「じゃあ頑張って Aっち
応援してるっスよ」
貴方「え、えぇ…」
黄瀬はAに手を振って離れて行った
貴方「あらあら…」
黒子「そ、そんな呑気な事言ってないで焦ってください
Aと離れてバスケなんて嫌ですよ 僕は
またこうして一緒にバスケ出来るようになったんですから…」
貴方「そうね….
けどそれはきっと大我次第よ」
黒子「……」
・
ボールをコートに戻して試合再開した
火神(縋ってるだ？
俺がいつ何に縋ってバスケしたってんだよ！
あん時はただがむしゃらに戦う事しか出来なかった
体力も今より遥かに足りなかったし
ゾーンに入るなんてとても無理だった
むしろそれが当たり前で
それでも何とか…！)
何か分かったように目を見開いた
黒子「火神くん？」
貴方「大我？」
火神「黒子 A お前達ゾーンってのに入った事あるか？」
黒子「ゾーンですか？
分かりませんがとりあえずそんなホイホイ入れたら誰も苦労しません」
貴方「私は入った事あるわよ
けどもう何年も前だし
私達キセキの世代でも簡単に入れるもんじゃない」
火神「(ﾌｯ だよな」
バンッ
火神が突然自分の顔を両手で叩いた
日向「火神？」
火神「どんなに苦しくても…
今出来る事をやるしかねぇよな」
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宝石姫(プロフ) - 美衣さん» ご報告ありがとうございます！すぐに訂正しておきます (2021年9月15日 12時) (
レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - 失礼します。522話で｢飛べない｣が｢食べない｣になってました。 (2021年9月14日 22時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2020年11月27日 15時
