510話 欠けてる ページ16
バンッ
また火神が紫原に力で勝った
ボールは手から弾かれ、地面に転がった
陽泉「！？」
当の本人である紫原も呆気に取られていた
ドンッ
そして体制を保たずに地面へと手をついた
火神「悪いな ちょっと力入り過ぎちまった」
紫原「(睨」
貴方「大我が紫原くんに２回も…
想像以上の力…」
「「オォォォォォォォォォッ！！」」
・
桃井「凄い…
あのむっくんを止めるなんて…
ゾーン状態のAでも難しいのに…」
青峰「今の火神を止められるとしたら同じゾーン入った奴か本気のAだけだろう」
桃井「陽泉側にもその可能性はあるんじゃないの？
むっくんとか氷室さんなら」
青峰「かもな が、恐らくそれはねぇ」
桃井「え？」
・
森山「“それは無い”？ どういう事だよ」
黄瀬「俺もゾーンを完全に理解してる訳じゃないッスけど１つ断言出来る事があるッス
ゾーンに入る為の最低条件はその競技に全てを賭けている事
平たく言えばバスケを何よりも好きである事ッス
けどそれは紫原っちに唯一欠落しているものでもある
資質で言えばもしかしたら俺達６人の中でAっちの次に最強かもしれない
それでも紫原っちはゾーンには入れない」
笠松「だったらあの氷室は？
アイツは多分そんな欠落とかねぇだろ」
黄瀬「彼はまぁ…
Aっちも気づいてると思うッス
あの人が絶対にゾーンに入れない訳を」
笠松「Aが？」
黄瀬「彼はそれ以前の問題じゃないッスか 悪いけど」
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宝石姫(プロフ) - 美衣さん» ご報告ありがとうございます！すぐに訂正しておきます (2021年9月15日 12時) (
レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - 失礼します。522話で｢飛べない｣が｢食べない｣になってました。 (2021年9月14日 22時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2020年11月27日 15時
