もう1冊の友人帳 (ページ28)

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夏目「絵と全然似てないじゃないか！」

露神「バカ言え！そっくりじゃないか！」

貴方「同じなのは体に書かれてる字だけだから！」

ニャンコ先生「A鏡だ！日の光を反射させて目眩しにするのだ！」

ガンッ

ニャンコ先生「ニャーーーッ！」

妖に殴られ、飛ばされた

貴方・夏目「「先生！」」

２人は足を止めて振り返った
Aは鞄から鏡を取り出し、光を反射させた

妖「参りました」

大きな手がA達に伸ばされる

グッ

貴方・夏目「「……ッ」」

露神「ｸﾞｧｯ」

Aと夏目の体が掴まれ、露神は吹き飛ばされる
ドサッ
小さな体で地面に落ちてしまった
そして鏡も離れた場所に落ちてしまった

露神「夏目殿！水樹殿！」

グググッ

貴方・夏目「……ッ」

２人は大きな手で首を締められていた

妖「参りました参りました」

妖の顔を見ていると何かが脳内に流れ込んできた

・

～回想～

妖『食べ物を頂きに参りました』

大きな手を前に出し、そう言った
だが、妖なので誰にも姿は見えないし声も聞こえない

妖『参りました…参りました…』

そんな事を続けていたある日…

レイコ『ねぇ私達と勝負しない？』

綾子『私達に勝ったら食べ物をあげる
なんなら私達を食べても良いわよ』

レイコ『私はレイコ』

綾子『私は綾子』

レイコ・綾子『『あなたの名前は？』』

～終了～

・

貴方・夏目(！分かった！この妖/コイツの名前は…)