Part26 マドンナはマフィア！？

失格 ページ50

獄寺「でも勝負は山本の勝ちだな」





了平「おう！そうだ！

極限良くやったぞ！山本！」





風・リボーン「……」








貴方「あなた達は何も見えてない…っ」








Aは静かに手を強く握り、震えた








風「姫…」





リボーン「大丈夫か？」








2人はAが震える理由が分かっていた為、心配そうに見上げる








貴方「……っ」








綱吉(何だろう…

勝ったはずなのにこの感じ…)








ボッ

雨の炎が山本の前に現れた








山本「！」








雨月が現れ、山本を見つめる








雨月「失格でござる」








山本「！？」








綱吉・獄寺・了平「え！？」








獄寺「何だって！？」





了平「山本が勝ったではないか！」








雨月「今のお主に雨の守護者の継承を認める訳にはいかないでござる

そしてお主に姫が守れるとも思えないでござる」








山本「そ、そんな…」








綱吉「山本！」








綱吉・獄寺・了平は山本に駆け寄った








山本「ツナ…」








山本は綱吉を見た後、離れた場所からこちらを見ているAを見た








山本「A…」








貴方「……」








獄寺「この野郎！今のは山本の勝ちじゃねぇか！」





了平「そうだ！雨の守護者の継承を認めろ！」








貴方「やめなさい！」








Aは怒鳴るように叫んだ








全員「！」








貴方「継承は初代が決める物

あなた達が決めるものではありません」








獄寺「姫…」





了平「しかしだな…」








綱吉「あのどうして山本が失格なんですか？」








雨月「お主ならその答えが分かっているはずでござる ボンゴレ10代目」








綱吉「え？」








山本「失格…何でだ…」








絶望したように俯いてしまった








綱吉「山本…」





コロネロ「……」

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