Part26 マドンナはマフィア！？

追う理由 ページ22

桔梗「申し訳ありません

我々が着いていながらユニ様とA様を…」








白蘭「いやぁ あの子達にはしてやられたよね

こんな事なら素直にチョイスの再戦受けときゃ良かったかな


と言ってもユニちゃんとAちゃんは断るのを見通してやってんだろうし無理か」








ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾙ「ムッ にゅにゅ〜」








頬を膨らまし、立ち上がった

そして白蘭の持つマシュマロの袋を持った








ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾙ「白蘭なんかベーだ！


何てユニとAなんて人形娘と凶悪娘なんかに振り回されてんの！？

さっさと始末しちゃえば良いのに！」








白蘭「ヤダなー ブルーベル

ユニちゃんとAちゃんを始末するなんて」





ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾙ「！」








ブルーベルの首には白蘭の爪が当てられていた








白蘭「次言ったら捻り潰す

Aちゃんを傷つけるなんて以ての外だよ」








ドサッ

後退りしたブルーベルは倒れるように座り込んだ

近くにいた桔梗が抱き抱える








桔梗「失礼しました 白蘭様

出来れば我々にもユニ様とA様を追う理由をお教え願えないでしょうか？」








白蘭「言ってなかったかい？


僕はここ以外のほとんどのパラレルワールドで7³(トゥリニセッテ)をコンプリートしているが…

どの世界で集めた7³(トゥリニセッテ)も僕を新しい世界の創造主にしてくれる程の偉大な力は発揮していない」








桔梗「……」








白蘭「だが、それが何故なのか

今日見た目の眩むようなおしゃぶりの輝きで確信したよ


7³(トゥリニセッテ)を覚醒させる為に必要なのは魂を伴ったユニとAだ



彼女達を手に入れ、7³(トゥリニセッテ)の謎が解けてAの力によって力が倍増すれば…


この世界だけじゃない

全パラレルワールドの扉は開かれ、僕は超時空の創造主になれるのだ


この際、何故ユニの魂がボンゴレなんかを頼りに今この世界にひょっこり戻ってきたかなんてどうでも良いや




欲しい あの娘達が…


僕が惚れたA自身が…」








飢えた野獣のような目をしてマシュマロを貪る








白蘭「分かったらさっさと追おうね？


一刻も早くユニとAを奪え」

破壊→←寿命

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