死んでも ページ8
in自室
貴方「……」
AはBOX・リング・懐中時計・初代の写真が入った懐中時計型のロケットペンダントを握りしめていた
ベッドの上に座り、明かりもつけずにいた
コンコンッ
10ディーノ「姫 入るからな」
ガラッ
ディーノが部屋に入ってきてAの隣に座った
貴方「……」
10ディーノ「落ち着いたか？」
貴方「ダメね…ホント…」
10ディーノ「？」
貴方「笹川先輩に八つ当たりするなって言ったばかりなのに私が八つ当たりしてる…」
10ディーノ「姫…」
貴方「私 この世界に来て本気で思ってるの
この戦いで死んだって構わないって」
10ディーノ「！」
貴方「私が戦って彼らを守って死んで
彼等だけでも過去に帰れるならそれでもいい…
ただ…」
10ディーノ「どうした？」
貴方「風やコロネロ達を残して死ぬのは苦しいなぁ…」
10ディーノ「！！」
貴方「……っ(ﾎﾟﾛｯ」
堪えていた涙が流れた
貴方「ディーノ…っ(泣」
10ディーノ「姫…」
ギュッ
優しくAを膝に乗せ、抱きしめた
10ディーノ「大丈夫 死なせねぇよ
俺が姫を守るから
だからそんな事言うな…
姫が死んだら皆悲しむぞ」
貴方「ディーノ…っ」
10ディーノ「大丈夫 必ず上手くいく
必ず守れるって」
貴方「……っ」
10ディーノ「大丈夫 俺が側に居てやるから…
ずっと側にいるから…
姫を一人にはしねぇよ」
貴方「うん…っ(泣」
Aはディーノの胸で泣き続けた
その間、ディーノはただAの頭を撫で続けた
声をかけるわけでもなく、顔を見るわけでもない
ただAが安心するように…
ディーノ(姫 愛してる…
絶対守ってみせるからな
姫だから守るんじゃねぇ
好きだから…誰より愛してるから守ってみせる！
だからいつまで笑顔を向けてくれ…
俺の大好きな姫の笑顔…)
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宝石姫(プロフ) - N.Iさん» ありがとうございます！そう言っていただけると書いていた甲斐があります。これからもよろしくお願いします！ (2020年6月22日 22時) (
レス) id: fff2952122 (このIDを非表示/違反報告)
N.I(プロフ) - 大幅な編集お疲れ様です！いつも楽しく拝見させていただいてます！頑張ってください(o^^o)応援してます(*´∀｀*) (2020年6月22日 17時) (レス) id: c569130bb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://onegaimymerodyi
作成日時：2020年6月21日 17時
