対面 ページ38
in白くて丸い装置の前
綱吉「……」
綱吉がリボーンとスパナを連れて装置の前にやってきた
リボーン「着いたな」
綱吉「あぁ これが俺達の目的…」
スパナ「うん 正一の装置だ」
綱吉「それを破壊すれば俺達は元の時代に帰れるのか？」
リボーン「さぁな
姫の夢で骸は『壊すな』って言ってたらしいしな
まぁ 少なくとも俺達が10年後の世界に放り出された事に関係しているのは間違いねぇはずだ」
綱吉「そうか」
正一「待て」
綱吉「！」
声のした方を見ると入江正一が立っていた
その後ろにはチェルベッロの姿もあった
正一「まさかあの幻騎士を倒すとは計算外だった
沢田綱吉」
綱吉・リボーン「！」
スパナ「正一…」
綱吉はグローブに炎を灯し、戦闘態勢に入った
綱吉「入江正一！」
ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ「待ちなさい 沢田綱吉！」
綱吉「！ お前達はチェルベッロ…！
どうして入江正一と…！？」
正一「まずは拳を下ろしてもらおう
話はそれからだ」
綱吉「話だと…？」
正一「そうだ
今後の事をゆっくりと話し合いたいのでね」
綱吉「何を今更！」
正一「聞こえなかったのか？
僕は “ 拳を下ろせ ” と言ったんだ
少しでも抵抗する素振りを見せれば…
彼らの命は亡くなるぞ」
綱吉「？」
部屋の端に置いてあった装置が開き、ガラスが見えてきた
そのガラスの中には雲雀達が倒れていた
綱吉「皆！」
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://onegaimymerodyi
作成日時：2020年5月26日 1時
