零地点突破 ページ30
その後、Aは虹の炎で全員の怪我を治した
貴方「さすがに疲れまでは取れないの
ごめんなさいね」
了平「気にするな！感謝している！」
山本「ありがとな A」
クローム「A様 ありがとう」
獄寺「ありがとうございます！姫！」
貴方「(微笑」
・
治療を終えたAは先に綱吉の元へと向かった 雪の結晶に乗って
そこには凍ったXANXUSと膝をついた綱吉
ヴァリアー幹部がいた
マーモンの手には守護者のリングが握られていた
バジル『あれは守護者のリング…！』
マーモンは綱吉に語りかけた
マーモン「何故リングを半分ずつ保管するのか
そして何故ボンゴレの正当後継者にしか授与されないのか分かるかい？」
綱吉「……」
マーモン「それはリング自身にも秘められた力があるからさ
ボスにかけられた９代目の零地点突破が解かされた床には7つのコゲ跡が残されていたと言う
誰がやったかは定かでは無いが、その形跡は1つの仮説を立てるのに充分だ」
貴方「無駄よ」
綱吉「！」
Aは雪から飛び降り、綱吉の前に立った
貴方「確かに雪・虹以外のリングで零地点突破の氷は溶ける
けどそれには多大な時間がかかる
何故コゲ跡が7だったか知ってる？
それはね雪と虹を持つ者は私しか居ないから
私が持たなきゃリングはただの飾りとなる
私が居なきゃそのリングは何の効力も持たないの」
全員「！！」
貴方「やりたければやれば良い
止めはしないわ
でもこれだけは言える
運命はどうやったって変わらない
リングは必ず主人の元へと帰っていく」
マーモンの手に乗っている雪と虹以外のリングが光り出した
そして綱吉の持つ大空のリングも光っている
マーモン「思った通りだ
見るがいいさ」
リングを持って凍っているXANXUSに近づいた
リングから出る炎はどんどん大きくなっていく
すると少しずつだが凍っていたXANXASが溶けていく
マーモン「9つの完全なるボンゴレリングが継承されし時
リングは大いなる力を新たなるブラッド・オブ・ボンゴレに授かると言われているんだ」
綱吉「ブラッド・オブ・ボンゴレ…？」
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://onegaimymerodyi
作成日時：2020年2月24日 2時
