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第六十一話 ページ12

目が覚めると知らないベットの上にいて、慌てて起き上がると横にはらだおがいた

目が合って後ずさろうとしたけど、手についてる手錠がそれを許さなかった

『…なに…?これ…』

「あぁ、Aすぐ逃げちゃうからさつけたんだよね、手痛くない?」

『だ、だい…じょうぶ』

「ん?なんでそんな怖がってるの?どうかした?」

頬に手が伸ばされて、らだおはそう聞いてくる

私が怖がってるのを見て、本気で不思議そうにしてるのが本当に怖い
どこか鈍感というか、自分が考えたことを疑わない節がある

ただそれにびくびくするしか出来なくて、現実逃避をしたくて目をギュッと瞑る

「まぁいいや、ご飯食べる?」

『…い、いらない』

「?ご飯食べなきゃだめでしょ?ただでさえ細いんだからさぁー」

そういうと当たり前かのように服を捲った

背中がゾワッとして、頑張って止めようとするけど少しだけ笑った

「んー?なに、恥ずかしいの?」

『うん……だから、やめて…欲しい』

「んふふ、かわいいねぇ…」

『っお願い…』

「分かってるって……あ、そうだ」

私の服を元に戻して、携帯をいじり始める

その行動にほっとして身体を守るようにできる限り丸めた
すると急にこちらに携帯を見せてくる

「これ、レダーってやつから送られてきたんだよね」

『……え?』

そこに書かれていた文

それは

"夕コの事、傷つけたのお前だよな?倒れて病院にいるんだけど、どう責任とってくれんの?"

絶望の連絡

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作者名:碧い唄 | 作成日時:2024年11月14日 2時

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